男は便所で泣く。[書評]のメルマガ は『文藝春秋デラックス』1976年2月号。
なんだか、きょうはグッタリ疲れている。もしかすると、一昨日の疲れが出たのか。にもかかわらず、やや炎天下という感じの外を歩くことをし、おわってのち蕎麦屋で天ざるを食べながらビールを飲んだ。ビールのうまかったこと。
きのう、[書評]のメルマガ が発行になっていた。今回は、『文藝春秋デラックス 美味探求 世界の味 日本の味』1976年2月号を取り上げた。前回は落としてしまったから、チト締切日に急いで書いて、終わり方がハンパのような気がしたが、読み返してみたら、やはりハンパだった。でも、こういう終わり方も悪くはないな…クリック地獄
過去の掲載文は、こちらから…クリック地獄
中原蒼二さんのブログ「吹ク風ト、流ルル水ト。」を見た。
2008.06.17 Tuesday
真夜中のラッキョづくり。
に、このようにあった。
腰も背中も痛くなり休憩を取る。エンテツさんのブログを覘く。
https://enmeshi.way-nifty.com/meshi/
2008/06/16
鬼子母神わめぞ駒込大観音水族館劇場のち池袋わめぞ。夢のあとか
夢のはじまりか、いやさ泥酔よ。
だれも見ている人はいないが、トイレに入って泣く。フクロウの鳴声が聞こえる。
そういえば、男は、ひとに涙を見せないため、便所で泣くものなのだと思い出した。おれとかの年代は、ガキのころ、そのように育てられた。「だれも見ている人はいないが」と書かれているところをみると、中原さんの年代でも、そうだったのだろうか。涙が出そうになると便所に駆け込む純情な少年の習性。
むかしの便所で泣いていると、汲み取り式だから便壷にたまった小便などのアンモニアの臭気らしいのが立ちのぼり、鼻と目をつき、ますます涙がとまらないのだった。
それにしても、中原さんは、きのうのおれの文を読んで涙をさそわれたのだろうか。だとしたら、そこに書いた千代次さんとの話の成果といえるかもしれない。つまり、思い入れや感情移入を、かなり抑えながら、サラッと書いたほうが、「伝わる」ことがあるということ。しばらく、そのことは考えてみよう。それから、つぎに続くかのような、ハンパな終わり方をする書き方についても。
でも、ラッキョのにおいも、涙腺を刺激するような気がする。
疲れすぎたので、これまで。酒を飲んで元気をつけよう。
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