« いまどきの「庶民」。 | トップページ | 大阪、ダイビル140Bの「140B」。 »

2008/08/26

頭は北九州モードのなかで。北九州市の渡船。

Kitakyusyu_tosen19月も今週でオワリということに気づいた。ということは、来週は北九州へ行くのだ。ということは、どうせいくなら、チョイはやめに行き、チョイ遅くもどり、アチコチまわりたいと思い、となると片付けておかなければならないこともあり、うーむ、むむむ、コツコツコツやりながら、頭の中は北九州モード。

というわけで、こういうときにでもなければやれない、昨年の夏、『雲のうえ』5号の特集「はたらく食堂」のときの、ロケハンやホンバン取材のとき食べた食堂などを、とりあえず一覧だけつくり、ザ大衆食のサイトに掲載した。…クリック地獄

ま、リストなので、用がないひとは見てもツマラナイと思うが、用があるひとは、タダで楽できる有難いリストだ。これだけ整理するのが、けっこう大変で、思わぬ手間に、けっこう真剣になってしまった。

もともと資料の整理が悪いうえ、8月のホンバン取材のときデジカメで撮影したデータは、今年早々のパソコンクラッシュで、バックアップもとってなかったので、全部消えている。なくなって清々したと思っていたが、デジカメのデータを見ると、行ったところ移動のコースと順序を知る手がかりになるのだな。ま、でも、いいのだ、なんとかできた。

と、やっているうちに、とんでもないことになった。というのも、「ザ大衆食」のサイトのレイアウトやデザインを変えたくなって、あちこち変えだしたのだ。トップページのほかに、「ヨッ大衆食堂」「ホッ快食散歩」をかなりいじった。

やれやれ。

そのあいだに、来週いつでも出かけられるようにと、コツコツコツ仕事をいろいろ片づけ、かなり可能性が出てきた。

と、そのあいだに、大阪の「ミーツ」藤本男さんから電話やメールがあって、おれが校正で直し赤を入れたところが、直らないまま刷りあがったと。なーんだ、校正やった意味ないじゃないか。ま、でも、おれは、そういうことは、つまり大勢に影響ないミスは、ほとんどすぐ忘れる。一字や一文にイノチをかけちゃいない。イノチをかけるならオンナにだ。じっさい、忘れて、頭は北九州モードだ。いいよいいよ、ガンガンやろう。みんな、失敗しながら成長しているのだ。おれのように、失敗しても成長しないやつも、ときにはいるが。みんな、どーせ、消えちゃう、忘れちゃうのだ。

えーと、あと、「四月と十月」の校正も送った。これは、ちゃんと直るだろう。

ま、とにかく、頭は北九州モードなので、北九州の画像だ。この洞海湾に架かる若戸大橋、若松区と戸畑区を結んでいるのだが、この橋は自動車専用道路だから徒歩や自転車は渡れない。なので、市営の渡船が活躍してきた。これが50円。洞海湾の両岸と奥と海側を渡船から眺める、これがいいんだなあ。いいんだよ。

2008/08/23「どうなるのだ、どうするのだ、下北沢の都市再開発を考える「シモキタ・ヴォイス」。」に書いた、「まもるべき街」とは何か、だけど、けっきょく「まちの宝」は何かだね。自分の損得だけじゃなく、自分の趣味や好きなことだけじゃなく、「まちの宝」を考えておかないと。

儲けだの、趣味的生活だのといっているうちに、大事なまちが失われてしまうのさ。いまの東京のような大都会は、「まちに生きる」より「業界や市場と趣味に生きる」だからね、もう小さな趣味まで誰かの市場になっていく。「まちの宝」もクソもねえのさ。自分が儲かるなら宝、自分が好きなら宝、そういうのがウロウロしているだけ。それじゃ、生きるためのみんなの「まち」は、どうなるんじゃ。

そうなのだ、「まちに生きる」ってことについて、考えておきたい。「生活」だよ、「生活」にとって、どう大切であるかだ。カネや趣味、自分が好きなことしかみられなくなってゆくなかで。ま、できたら北九州まで行って、50円の渡船に乗って考えてみてよ。

上は自動車がビューンと走る橋、その下を50円の渡船でゆく。それだけでも「風流」な「観光」ではございませんか。

あっ、なに書いているか、わからなくなったから、やめる。
Kitakyusyu_tosen4
Kitakyusyu_tosen6

| |

« いまどきの「庶民」。 | トップページ | 大阪、ダイビル140Bの「140B」。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。