新潟県糸魚川 高浪の池 とんぼ。
さる7月3日は、糸魚川市の姫川の上流の支流、小滝川のヒスイ峡から登ったところ、標高500数十メートルのところにある、高浪の池キャンプ場にいた。ワレワレのほか、訪問客は、誰もいなかった。「縄文料理」と称するものを作って食べ飲み、そして、高浪の池の貸ボートにのった。牧野さんと川原さん、スソさんと久家さんとおれで、一艘づつ。30分。
スソさんと久家さんが交代でこいだ。池の向こうに、ここに来る途中で見上げてタメイキをついた大岩壁のある、標高1100メートルぐらいの岩山、明星山が見えた。
とつぜん、久家さんが「とんぼ、とんぼ」と、指さした。おれが座る、すぐ横のボートのへりに、とんぼが止まっていた。こんな色のとんぼを見るのは、はじめてだ。急いで撮影した。うまいぐあいに二枚撮れたところで、とんぼは飛んでいった。飛んでいってしまった。このとんぼは、たぶん、もう死んでいるだろう。おれは、まだ生きている。
夏の強い日ざしだったけど、池のうえは静かで涼しく気持ちよかった。
ぐははは、こんなことを書くこともある、午前1時半のヨツパライ深夜便でした。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おおっ、pfaelzerwein さん。
おひさしぶりです。ご無沙汰しています。
そうですか、ご存知でしたか、さすがですね。初めて現場を見ましたが、日本には珍しい、素晴らしいゲレンデのように思いました。岩が、花崗岩質?だったかな、硬く乾いていて、快適な登りを楽しめそうでした。
ぱっとみたところ、すぐ登攀ルートが見える易しそうなところから、難しそうなところまで。チムニー状のクラックがあったり。トレーニングにもよさそうでした。
この直下の谷にも降りたのですが、あとでその画像も掲載しておきます。ちょっと、登ってみたくなりましたが、トシを考え自重。ながめるだけで満足。
投稿: エンテツ | 2008/08/02 17:34
明星山、こうした写真は初めてみました。その昔、故長谷川恒夫などが開拓していた時期もあって、よくル-ト図を眺めていました。独立峰のように切り立っていたのは想定外です。
しかし、気持ち良さそうな所ですね。
投稿: pfaelzerwein | 2008/08/02 15:57