北九州・小倉、深夜の屋台、丸和前ラーメンのにぎわい。
すでに書いたように9月6日の土曜日は北九州市で市民プロデューサー講座「エンテツと街を歩こう」だった。前夜、正体を失うほど飲んだが、なんらモンダイはなく、内容的に無事だったかどうかはともかく、無事に歩きまわり、4時半ごろには鉄なべでぎょうざとビールをやり、そのあと角打ち二軒はしごし、そのまま小倉の居酒屋で宴会的講座に入った。
25時過ぎ、つまり7日の午前1時過ぎまで飲み、宿泊していたホテルの近くだったから中原さんと歩いてホテルまでもどり、そこでおれは部屋に入らず、1人で人影のなくなった旦過市場をぬけ、丸和前ラーメンを食べに行った。
画像の撮影時間では、午前1時半ごろだ。土曜の夜とはいえ、なんというにぎわい。
テーブル席は一杯で、テキトウに丸いすに座ってラーメンを頼むと、手の上に折りたたんだタオルをのせてくれる。できあがったラーメンは、その上にのせられる。酒のあとに、そうやってすするラーメンがうめえんだな。
この時間、小倉のほかの地域を歩いたことがないのでわからないが、ここがイチバンにぎやかなのではないか。丸和前ラーメンも、たしか4時まで営業のはずだ。
「丸和前」というのは、この画像を撮影している背中あたり、そこは旦過市場の小倉駅に近いほうの入り口になるのだけど、その角に「丸和」という24時間営業のスーパーがあるからだ。
こんな時間にここがにぎわう、小倉の地理的環境は、なかなかおもしろいものがあるようにおもった。「まちづくり」ということも、こういうところから考えるとおもしろい。そのことは、そのうちボチボチ書いていこう。
と、忘れないうちに書いておく。
北九州でも、小倉には小倉の、戸畑には戸畑の、若松には若松の…在り方があり、それはまた、トウゼン愛媛の西条の在り方ともちがう。そんなことは、こうして書けばアタリメエだろというものだが、「まちづくり」だの「都市計画」だの「都市再開発」だのってことになると、そういうちがう在り方が無視され、どこでも似たようなことをやるのだから、いとオカシイ。
それは、味覚は一人ひとりのものといいながら、一律におなじものさしで評価したり管理したりするごとし。
しかし、この丸和前ラーメンのラーメンは、飲んだあとにはピッタリだね。
丸和前ラーメンは、『雲のうえ』5号でも取材したし、以前にも書いている。
2007/09/08「もっと屋台、もっと屋台的に」
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