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2008/09/26

悪魔に酒はアタリマエかもしれないが「愛」や「夢」や「おもちゃ」もいる。

きょうは、ひさしぶりに「大悪魔作戦」の日だった。2008/02/29「うたは大事。うたのオベンキョウ」に書いたが、「作戦」とはいえ「プラン」によるものではなく、「関係性」だけのもので、もちろんそこからなにかプランが生まれるかもしれないが、キホンは儲かるかどうか損得ぬきの「関係性」つまり「愛」や「夢」だから、お互いの目先のカネ稼ぎスケジュール優先で細々と続いているわけだな。

ってことで、きょうは朝から日中、新宿にいた。朝の9時半ごろに飲んだ生ビール、うまかった。ついでに忙しくてなかなか会えないタケカメ嬢から、請願用の署名集めを頼まれ用紙をもらう。これがなかなかおもしろいチャレンジで、その署名のタイトルは「『新宿でしぼりたての日本酒を飲みたい!』企画賛同のお願い」というやつだ。

ご存知のように東京にも蔵元はあるが、都心にはない。だけど「蔵元で飲むつくりたての日本酒はおいしい」のだ。そこで「「蔵元自体が消費マーケットである都会に出てくる」という方法があるのではないか」ということなのだ。

「醸し人・村上滋隆は、国酒である日本酒を新宿でていねいに醸造し、しぼりたてをフレッシュなまま飲むことができるようにしたい…… というロマンを持っています。
 趣旨に賛同していただければ幸いです。」

都会のビルのなかで酒を醸造することは、近年どこだったか忘れたがすでにやっている。アボットチョイスのオーナーである柿添さんが以前に、ご自分のブログ(KQZ on authentic)にそのことについて書いておられたと記憶しているが、今回のこの件についても最近、あまり詳しくないが、書かれている。そのあたりが「震源地」らしい。アボットチョイスは毛唐の酒や食べ物を提供しているが、柿添さんは、かなり日本酒(清酒)好きで造詣も深い。

ネットで検索すると村上滋隆さんは、神楽坂に開設を考えておられるようだ。それ以上のことはおれは知らない。とにかく、なかなかおもしろい「愛」と「夢」のある企画なので、署名を集めるのを引き受けて用紙をもらった。これは請願署名で、蔵元開設に請願が必要とは知らなかった。

タケカメ嬢とはほかに「デトロイト・メタル・シティ」のこと。なかなかおもしろかった。「愛」「夢」というとかわいい系に流れやすいし、そちらに憧れやすいが、悪魔系ヘビメタだって「愛」や「夢」に支えられている。「ノー・ミュージック、ノー・ドリーム」。好みはそれぞれだろうが、どんな系統でも、音楽は、すばらしい、ってこってすね。

ところで「大悪魔作戦」のほうは、関係者だけ知っておけばよいことだが、イチオウ書いておく。前回の、新宿下層労働者キモ男がいる近くの焼肉屋だったのだが、そういえば、キモ男は田舎に帰ってしまったのだ。田舎の清らかな水ときれいな空気があわなくて、また戻ってくるのじゃないかなあと思っているのだが、ま、そのことはいいや。今回の「大悪魔作戦」は、なんでか、とくに「おもちゃの研究」になってしまった。

おもちゃというと、おれは日常的には、ほとんど縁がない。もちろん大人には「おとなのおもちゃ」ってのがあるのだが、それだって縁がなかった。ちなみに、きょうの「おもちゃの研究」では、「おとなのおもちゃ」というのは、正しくは(なにが「正しくは」か知らないが)「ジョーク玩具」というのだそうだ。べんきょうになった、知らないことは、まだまだ多い。「大悪魔作戦」、細々だが、回を重ねるにしたがい、広がりと深みと味わいのある「関係性」が築かれていくようだ。来年あたりは、ここから何かプランが生まれるか。生まれると、いいなあ。「ジョーク玩具」も、おもしろくなったりして。そうだ、紀伊国屋書店にならぶような、「ジョーク玩具」の本をつくるってのは、どうだろうか。ぐふふふふ。

きのうやり残した仕事もあって、15時過ぎにはおわり、まっすぐ帰ってきた。あれこれ片付けていたら、めしもくわずに、まもなく23時だ。

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