アジフライの無限的研究 その6。小説「アジフライ」でも書こうか。
引っ越し準備の肉体重労働と酒疲れが重なってか、おととい、きのうとかなりへばっていたうえ、アレコレあって、ゆっくりパソコンの前でくつろぐ?ことができなかった。が、きょうは、朝から快調だ。なにしろ、あとは引っ越しの当日まで飲んだくれていても引っ越しができる体制ができたし。
ということに関係なく、ひさしぶりに、アジフライだ。調べたら、たぶんまちがいないと思うが、前回は、2007/11/30「アジフライに関する無限的研究 その5」…クリック地獄、だった。
この間に、画像を送ってくださった方もいたのに、ほったらかし。どうもすみませんでした。
いやあ、じつは、小説「アジフライ」つうのを思い立ち、はて、夏目漱石風に書くか、それとも森鴎外風か、いやいや、やはり椎名誠風か東海林さだお風か、うーん田辺聖子風も悪くないぞ、だけど女流なら川上弘美風が意外によいかも、松本清張風もいいなあ、いやいや、やはりヘミングウェイ風か村上春樹風か、そうじゃねえな、んノノノーベル賞作家のアノ人、名前を思い出せない風か、ちがうなエロ小説家のエロ野エロ男風がよいか、あれこれ毎夜悩んで、そのわが深い悩みの深淵に沈んだこの身の可愛さに酒を飲み、夜毎アジフライが空を飛ぶ夢を見ていたのだが……。
4月1日には、イデさんから、東京にもどってきた辺境の詩人と「渋谷井頭線ガード脇赤提灯にて一献しました旨いけど1尾半割(400円位だったかな?)の鰺フライ 酎は金宮 その近くの酒場でのマカロニサラダは暗くて撮れませんでした 何れも拙行きつけ 何れまた宜しく」とのメールが、アジフライの添付画像とあった。皿が、なんだか、渋谷井頭線ガード脇赤提灯ぽい。
8月10日には、飲み仲コンマさんから、門仲「魚三」のアジフライと、浦和「かつ広」のアジフライ。かつ広の、この手で二つに割ったような変形について、「アタシ的にはナシなんですが、弁当箱の都合で、こう切らないといけないのでしょう」とのコメント。
そして、きのうのエントリーに書いた、7月27日は、川崎の大衆食堂「丸大ホール」と大井競馬場のアジフライをやったのだった。
小説は、ともかくとして、アジフライと個性のモンダイは、なかなかオモシロイと気づいてはいるが、書いても一銭にもならないしノーベル賞も貰えないから書かない。
以前から気にかけてもらっている若手の女編集者から、近況うかがいと飲みの相談メールがあったので、「あいかわらず私を使おうという大胆な編集者は少なく、元気に酒ばかり飲んでいます」と返事したら、「大胆な編集者になれるよう、頑張ります」と、また返信があった。アジフライは、その言葉だけでもうれしく落雷じゃない落涙、孤独の涙の雫を酒におよがすのだった。およげ涙くん。
牧野さんから電話があった。体調を心配していたのだが、元気そうだった。12月に集英社から本が出る予定だそうだ。初めての著書だといわれ、まさか、と思ったが、意外やそうなのだ。うれしや、めでたや。もう少しハッキリしたら、このブログで紹介します。おれの連載「理解フノー」が始まる「四月と十月」10月号は、25日発行予定が遅れて27日になるとのこと。しかし、牧野さん、かなり忙しいようだ。身体、気をつけてほしい。飲みすぎるな!と、強くいえる立場じゃないしなあ。だいたい、こんど引っ越したら牧野さんとこまで乗換えなしでいける、飲もう、という話で電話を切ったのだ。そういえば、俺を連載に起用する牧野さん、かなり大胆である。
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