四月と十月展とスソアキコ帽子展とか。
グズグズ雨の一日だったが、突発性きもいメールがあったりして気分は上々だった。なにがどこがキモイのか、ある最近の小説か写真に関係していそうなのだが、どちらも「見過ぎ」といわれるほど見てないので、あとでいろいろ考えても、けっきょくわからずじまい。だからキモイのかも知れないが、キモイは奥が深くてオモシロイ。たまーに、そういう突発性メールがくるのが、またオモシロイ。ある種、感覚や思考の飛躍か。
感覚や思考の飛躍、といえば、食欲と性欲の秋にならぶ、ゲージツの秋。ってことで、案内をもらいながら、引っ越し騒ぎで紹介できなかった、縁が深いみなさんの展覧会が二つ。
第4回 四月と十月展
出品者 稲村さおり 宇田敦子 大熊健郎 川原真由美 鈴木安一郎 瀬沼俊隆 田口順二 牧野伊三夫 若菜晃子
10月27日げつようび~11月17日げつようび
会場 食堂アンチヘブリンガン
営業時間11:45~14:00 18:00~22:30 土日休み
東京都千代田区猿楽町2-7-11 ハマダビルヂング
電話 03-5280-6678
*「会場が食堂であるため飲食代がかかります。おいしいです!」とのこと。
「美術+雑貨×古本≒リトルエキスポ」での「四月と十月」の展覧会、というタイトル。「美術+雑貨×古本」なんて、ふふん、いまどきの乙女チックなカワイイ消費の時流に納まりすぎって感じで、ふふん、と思わなくはないが、だとすると、出品者の顔ぶれからは、チト想像つきがたく、うーむ、どんなアンバイになるのか、ナニワトモアレ興味津々。それに、なにわともあれ、食堂アンチヘブリンガンへは一度は行ってみたいと思っていたので、この際、ちょうどよい。必ずや、参上。
そういえば、年2回刊行の『画家のノート 四月と十月』は、来年10周年だそうだ。今年の10月号は、この展覧会のオープンの日27日に発行と聞いている。この号から、俺のキモイ連載「理解フノー」が始まる。たぶん会場にあると思うので、手にとってご覧ください。
それから、四月と十月古墳部長にして帽子デザイナーのスソアキコさんの展覧会もあるのだ。
スソアキコ『Head ornament』
10月27日げつようび~11月5日すいようび
11:00~20:00 最終日は19:30
会場 スパイラルマーケット
東京都港区南青山5-6-23 スパイラル2F
電話 03-3498-5792
帽子展というのは、以前にスソさんの帽子展に行って、初めて体験したが、とても楽しい。今回も、たぶんそうだと思うが、被ってみられるのだ。それが、スソさんのデザインは、見たときは、え~っ、こんなんを被るのか!と言いたくなるようなものだが、これが、被ってみると意外に格好がついて、しかも気分が変わる。ほんと。スソさんが言っていたが、外で被らなくても、ウチの中で被っているだけでも気分が変ってよいのだな。魔法の帽子。できたら、ボケない帽子をつくって欲しい。ハゲやインポにならない帽子とかも。酒がいくらでも飲めるという帽子も欲しい。古墳部としては、スソさんの帽子を被ると縄文時代へ行けるってのもいいか。スソさんの楽しい帽子を被りに、必ずや、参上しまする。
もう一つ、スソさんは、すでに始まっているが、10月31日まで、博多で帽子展をやっている。
「スソアキコの帽険5 孵化する頭」
10月1日~10月31日きんようび
11:00~19:00 水曜定休日
会場 TIME & STYLE WESTEND
福岡県福岡市中央区大名1-6-21
電話 092-733-3911
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