« 旅の手帖11月号わたしのひとり旅、「ひとり旅に持って行きたい文庫本」。 | トップページ | アジフライの無限的研究 その6。小説「アジフライ」でも書こうか。 »

2008/10/14

夏の思い出。馬券と乱雲。

Bakenデレデレと酒を飲みながら、引っ越しの準備がすすんでいる。きょうの「発見」は、馬券。7月27日に大井競馬場で、博打ごっこ飲みをした。そのとき、ピンときた馬券を買った。

博打とはいえない、3レースと5レースで、ケチケチ買い、単勝300円ずつ。どちらも当った、あわせて3000円ぐらいだった。競馬新聞を見て買ったのだが、3レースの「ファウンテンジョイ」は、なぜピンときたのか思い出せない。5レースの「オナチョロ」は、名前で買った。思い出して、笑った。ほらね、「オナ」「チョロ」ですよ。

おれは紳士だから、こういう下品をあからさまに書きたくないのだが、わからん方への親切のために書くと、「オナニー」「チョロ」ですよ。あとは、想像してちょうだい。それで、「チョロ」ていど、買ったのだ。

Kumo_ooikeiba_2あの日は、荒れ模様の天気だったが、けっきょく降らないで、馬場もレースも荒れなかった。だけど、雲の姿は、どんどん変って、ちょっと大都会に似つかわしく思えたところを撮影した。

雲といえば、この夏は、長野県の白馬で、好きな雲の姿を撮影できた。そもそも、たなびく層雲系より、むらむら乱雲系が好きなのだが、このときは、その乱れぐあいが、素晴らしかった。しかも、そこに、赤い花が。おおっ、これは、もう、女、ですね。しかも乱雲に似合う花。鈴木漁生さんが「青春の墓場」などの漫画にかいた、「負を背負っても、たくましく生きる人びと」

たとえ人殺しに落ちぶれても
私は同情なんかまっぴらだった

そして、気がついたら、当り馬券の換金期限の60日は、すぎているのだった。

オナチョロがうらめしや 夏の雲

Kumo_hakuba

関連
2008/10/04
夏の思い出。ニッポンのニッポン人の朝めし。
2008/07/28
川崎、大井、飲んで、馬券、泥酔。
2007/07/15
入道雲を見よ! サビ抜きの寿司のような「懐かしい昭和ブーム」。
2007/06/24
雲よ

| |

« 旅の手帖11月号わたしのひとり旅、「ひとり旅に持って行きたい文庫本」。 | トップページ | アジフライの無限的研究 その6。小説「アジフライ」でも書こうか。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。