虚実皮膜の家の外側。お待たせの外観。
べつにもったいぶっていたわけじゃないが、ほかに書くことがあって、掲載するタイミングがなかった。とにかく外観を見せろという注文がウルサイので、載せる。
外壁材は、近年よく住宅だけでなく軽便な倉庫などにも使われるようになった、比較的新しい素材のガルバリウムと、いちおう「和風」の板張り黒塗りを、シンプルに組み合わせた。ま、ようするに、安上がりだけど、なんだか「こだわり」ありげなデザインに見えるという仕組みだな。ガルバリウムは、縦に凹凸の加工がほどこされている。装飾性は、できるだけ押さえて、というか、ほとんどない。
10月21日に引っ越したときには、植栽関係が手つかずだった。それが出来上がったのが、1月末だったかな。植栽の間に照明をつける工事が終わったのが、それからさらに1か月たっていた。これで、いちおう予定していた工事の全てがおわった。前に書いたように、あらゆるデザインにおいて、おれの考えは、ほとんど入ってない。ま、なんの「こだわり」もないし。
前に掲載した2008/10/02「「虚実皮膜の間」に建つ家。」について、おれの照明に関する文章をお褒めいただくメールが多かった。たとえば、「ブログに書かれた灯りについての文章は、ゆっくり読むと本当に深く感じるところがありました」というぐあいに、いろいろ感想をいただいた。
つまり文章をほめていただいても、照明デザインやインテリアを褒めてもらったことにならない。と、同居のツマのインテリア担当は不服らしい。なので、今回は、文章は書かないでおこう。忙しいことでもあるし。
ついでだが、インテリア関係については、まるっきりド素人のわけではない。素人に近いが、プランナー稼業で店舗開発や、家具メーカーのブランド開発をやった関係で、それなりにオベンキョウをし知識はあった。とくに間接照明については、アメリカのイタリア人デザイナーと組んだ店舗開発のとき、彼が、間接照明を使って、安上がりにうまいデザインをしたので、関心を持った。ってことにすぎない。
これからは、白熱灯が生産されず使えなくなるので、蛍光灯で白熱灯の柔らさを演出するためにも、間接照明が大事になるだろう。
すでに掲載のものをご覧になりたい方は、↓下のカテゴリー「住宅・インテリア」をクリックしてください。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント