25日の泥酔論inスロコメ@下北沢では、史上初か?村上航さんによる瀬尾レシピの朗読をやる。
きのうは、17時過ぎから。下北沢のスローコメディファクトリーの姉妹店として最近開店の、経堂のカフェ「さばの湯」で、店長の須田泰成さんと瀬尾幸子さん、25日のトークライブ「泥酔論」の打ち合わせ。着いて、まず生ビール。店に置いてある、ミーツ別冊「東京ひとりめし」「酒場の本」、「せおつまみ」をパラパラやりながら、声を出して読んでみたり、あれこれ思いつきを出し合う。ビールのち、ポン酒を飲んだら、ほんとに泥酔。瀬尾さんも、けっこう酔ったな。で、太田尻家で、また飲んで、酔いを深め電車なくなり、瀬尾さん宅で缶ビール一本飲むのがやっと。朝5時ごろの電車で帰る。
だけど、おもしろい打ち合わせができた。とりあえず、これだけ書いておく。みなさん、25日は、ぜひスロコメに来てください。どなたでも入れます。チャージありません。自分の飲み食い代だけ。
料理のレシピは、手順を書いたもので無味乾燥、詩情のひとかけらもない。これを文学だのアートだのというひとはいない。ほんとうに、それでいいのか。その「常識」は、まちがっていないか。おなじ人間の脳ミソからの創造なのに、一方は文学だアートだともてはやされ、一方は「実用」として軽視される。そりゃ、おかしいだろう、偏見だろう。って、いうほど、くそまじめに主張したいわけじゃない。
とにかく、おもしろいからやってみる。レシピを、俳優、村上航さんが朗読すると、こうなる。そして、やっぱり言いたい、レシピのもつ本質は、生々しく、エロであり、グロであり、まさにドラマであり人間の本質に関わるアートなのだ。
詳しくはのちほど書きます。とりあえず、眠いんでね、寝る。いやあ、しかし、これは、愉快だ。おもしろいことになりそう。プロデューサー役の須田さんは、なにかタクラミがあるらしい。
(追記)最初の画像。テーブルの上にあった、鎚絵の金物アーチスト・大野さんによる、さばの湯開店祝い。大野さんのブログ「気づいたこと。考えたこと。出来ること。」の、2009年07月20日「「はさめず」醤油と「はさむため」豆腐」には、「スダサンのお店、「さばの湯」に行きました。」と、須田さんと須田さんの店の特徴を、とてもよくとらえた文章があります。…クリック地獄
次と次の画像は、須田さんと瀬尾さんとおれが打ち合わせの資料。西郷輝彦さん×瀬尾幸子さんの対談記事が載った、西郷さんの後援会「輝羅星倶楽部」の会報があった。これは、2009/03/12「取材とはいえ午後2時から飲み続け、泥酔ヨレヨレ。」に書いたように、スロコメでやった対談をまとめたもの。気取ったところのない二人の対談は、余計な「プライドを捨てる」話などが、とてもおもしろい。このときのスロコメで、瀬尾さんは、おれと西郷さんが顔見知りなのに驚いていたけど、ま、ひとはどこでつながっているか、わからない。なんとなく、「まさか」の関係があったりして、おもしろいのだ。
ひとをパターンにはめやすい。とくに、ひとをパターンにはめ、ダメなやつとか、いいやつとか、「敵」「仲間」とか、線引きのようなことをする傾向もある。
そして、そういうことが、わりとあるからこそ、須田さんがよくいう「シャッフル」が必要なのだ。おたがい、いろいろな人と裸で一緒に銭湯に入るように「シャッフル、シャッフル」。さばの湯や、スロコメは、そういう、誰とでも裸で風呂に入る銭湯のような感覚のところだとおもう。須田さんは、風呂屋のオヤジか。そういえば、きのうは、打ち合わせをやりながら、風呂会の会長でもある瀬尾さんの「銭湯論」で、盛り上がったりもした。
おれと瀬尾さんが初めて会ったのは、牧野伊三夫さんに誘われて、横須賀での風呂会に参加したときだった。それは、06年4月24日のことで、ザ大衆食の「横須賀市 旭野食堂」にちょろっと書いてある…クリック地獄
まったく、人は、どこでどうつながって、どう転がってゆくか、わからない。おもしろい。
さきほど、電話で須田さんと話して、村上さんとの初めてのコラボだから、直前の簡単な打ち合わせも必要だろうってことで、25日は、18時スタートを18時30分に変更した。よろしく~。
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