激しく疲れることもある。「瀬尾幸子のわははめし」撮影、2回目。
きのうは、寝不足と、やや疲労感が残る状態で、わははめしの撮影に臨んだ。前々日、前日、前夜をかけて、ついにこの夏の大仕事をおわりにした。苦労の甲斐があって、「日本で最も美しい村」と「地域づくり」の実態と本質と「愛」に肉薄する、けっこう、よい原稿が書けた。最終的に400字詰換算40数枚といったところかな。さらにチョイと、きのうまでにやらなくてはならなかった、企画書づくりもあって、午前2時ごろまでかかった。
撮影は、前回同様、瀬尾幸子さんのお宅に、11時集合だった。なんだかんだで1時間半はかかるから9時ちょいにはウチを出た。
「わははめし」の詳しい紹介はまだ当ブログでしてないが、小学館の担当編集さんは、瀬尾さんの『ちゃぶ台ごはん』(この本は4月発売以来、爆発的とはいえないが、着々と売れ三刷目だ)を担当した長尾純子さん。わははめしチームの編集担当は、フリーライターでもある佐々木香織さん、撮影は鵜澤昭彦さん、スタイリングは松下久子さん、いずれも『おつまみ横丁』からの強力スタッフだ。さらに、きのうの撮影では、「酒とつまみ」のアイドル石川葉子さんが、瀬尾さんのアシスタントして加わった。
前回の撮影は6月だった。一日に4テーマ、1テーマにつき料理4品だから、1日16品の撮影になる。これを隔月ごと続け、WEBサイトに掲載し、最後に本になる計画でスタートした。ところが、なかなか好評でもあり、巻いて進行することになった。つまり、撮影は、隔月に1回から毎月1回になった。来月の撮影日も、もう決まっている。そして、一日に4テーマ、1テーマにつき料理4品は、おなじ。なので、11時にスタートすると、あとは怒涛のごとく。おれは、食べながら、メモ。もちろん、おれだけ、アルコホルも飲むのだ。これは、めしのおかずというよりつまみだろう、とかいいながら。
終わったのは、前回同様19時ごろだった。瀬尾さんは、かなりハイテンションが撮影が終わるまで持続する。おれは、今回は、揚げ物が多いだけじゃなく、最後の4品目が揚げ物だったから、さすがに胃にもたれた。だけど、おもしろい文章が書けそうな、内容だった。
おれとしては(つまりおれが書く文章としては)、この企画は、従来の料理本の「頑迷」といっていいほど特徴である、「正しい教育」的予定調和くさいところを、破壊的に突破できる可能性があって、おもしろい。
終わって、企画書と資料を届け、飲みに誘われたが、さすがにその元気もなく、電車の中で立っているのがやっとの状態で帰りついた。
「瀬尾幸子のわははめし」は、1か月に1回の更新で、9月1日に2回目の更新があります。さらに、おもしろいでありますよ。…クリック地獄
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