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2009/08/18

脳みそが豆腐カスになりそうなのに、燃えるワタシ。

ある意味では、悪戦苦闘だな。積んでは崩し、また積んでは崩し。どうも自分で構成しながら書くのは、自由がありすぎて、やりながら、あっ、こっちがよいこっちにしよ、なんて、ふらふらふら、浮気な女のようにコロコロ気がかわり、やってみると、やっぱりうまくいかない、やめましょわかれましょ。紆余曲折をものともせず、気まぐれ女とつきあうようにやってみては、でもやっぱ気まぐれを追いかけていてもよいことないし、仕方ないおわりにするかという感じで、もうほとんど書きあがりかけているのに、写真をエレクト、じゃないセレクトしながら、そこにつける文章を考えていると、また本文の文章を変えたくなったり……。愛人が何人もいるような状態でこまります。ああ、そういえば、愛人6号は帰国したのね。

そのあいだに、そういえばそうなのだが、あいまに頼まれたことを、ああいいよと気軽に片づけた。つもりだったら、文章のばあい校正というのがあるのだな。それが、もともと急ぎで乱入したことだから、まったなしの時間の校正だ。そりゃ、いまこっちはこっちの相手と燃えているのだから、浮気なんかしたくねえんだよと、そっちでオナニー校正でもやってくれと、いいたいところだが、やはり校正というのは気になるから見る。そのあいだに、初めての出版社から原稿依頼があったり、また別の校正が届いたり、あとなんだ、とにかく、きのうはやたらメール多くて、急ぎのメールばかり、ついでに気まぐれ女にメールをしてみたり。メールを打っているときは、原稿は打てない。でも、おれは、売れっ子ライターじゃないし、もてるわけじゃない。たまたま重なるだけだ。売れないもてない男の盆はたらき、ほかが休んでいるから使われるだけ。

斎藤嬢のメールに、「アシスタント君のヘアヌード写真は使用できませんのであしからず」とあったので、そうそうと思い出し、テキトウに流してみたままの千五百何十枚かの、秋山カメラマンの写真をよくみた。なかに、いかにも湯治場らしい、いい風呂の写真が、ずらずらずら。と、ぎゃははは、ヘアヌードって猥褻物もあるじゃないか。おっ、しかも、おれまでヌードで、ヘアのあいだにチロッとナニらしく見えるものがある。誰もかまってくれないから、そんなところに出ている。これ、斎藤嬢は見たのか。アシスタント君のと単純にくらべられると困るなあ…。いや、若い男と張り合うことはないか。どうです、ワシのモノだって、それなりの味わいですよ。いやはや。っと、しかし、写真のセレクトは、全体の構成がからんで大変だ、ヘアヌードメールのやりとりをしながら、表1、4と扉の写真だけは、決まったが。ヘアと猥褻物はともかく、おれのヌードも悪くないから、使うか。なーんて、ほんと、バカをやっているようだけど、脳みそが豆腐カスのようになりそう。

それにしても、この原稿に燃えているワタシは、燃えて燃えて、チョイとやりたいことができてしまった。ちゃんとおえてから、やろう。そのように、8合目か9合目あたりで、燃えているのだった。ぼうぼうぼう、ヘアはぼうぼうじゃないけれど。

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