そのまんまキャベツ。そして「なぜ飲むの? わかってたまるか ベラボーめ!」
ま、もう24時をすぎ、ヨツパライ深夜便の時間なのでありますが、まだきょうということにすると、あすはスロコメでトークライブ「泥酔論」の8回目、かな? すでに告知してあるように、『酒とつまみ』の発行編集人、渡邉和彦さんがゲストだ。
準備しようがしまいが、泥酔のようなトークライブだから、関係ないのだが、いちおうバックナンバーなんぞをパラパラ見て、プレゼンスライドも簡単につくった。その間に、ちゃんと原稿仕上げたり、校正をしたり、つぎに書く原稿の資料を見たり、あれこれやりながらね。
で、チョイと前から気になっていたことがある。というのも、この東大宮の飲み屋で、おれが気にいっている店の一つ、いちばん通っている、といっても、まだ引っ越してから4回行ったぐらいだが、「ちゃぶ台」か「ちゃぶだい」という店だ。そこのメニューに、「そのまんまキャベツ」ってのがあるのだな。これが、なかなか、けっこうなものなんですね。ただ、キャベツを洗っただけなんだけど。タレあるいはドレッシングのたぐいを添えて。
これ、『酒とつまみ』の7号、「瀬尾幸子のつまみ塾」に、まったくおなじ名前のものがある。ま、「そのまんまキャベツ」ってのは、ちかごろときどき見るんだが、『酒とつまみ』の7号は2005年7月発売だ。
もしかして、ちゃぶ台の大将も「酒つま」を読んでいたらおもしろいし、あるいは、「そのまんまキャベツ」は居酒屋メニューとしては古くからあって、それを瀬尾さんがどこかでキャッチしたとしたら、それはそれでおもしろい。とにかく、「ちゃぶ台」の「そのまんまキャベツ」について、大将に聞いてみようと、あれこれ片づけて21時すぎに、その7号と最新12号を持って出かけた。
ところが、のれんから頭をつっこんで見たら、大にぎわい。おれ一人すわるイスもない。大将もてんてこまい。うーん、これじゃしょうがない。待つのは好きじゃないから、朝からたいして食べてなく腹ペコ、インドにしようと「ニューデリ」へ。
座るやいなや生ビール! あれこれ注文し一段落。「酒とつまみ」の最新12号をパラパラめくる。ビール、グビグビやりながら。まいどおかしな「酒飲み川柳」をみる。と、そこで、ビールを吹き出しそうになった。
なぜ飲むの? わかってたまるか ベラボーめ!
千葉県浦安市 泥酔ニーランドマニア氏の作。
なぜ飲むの? わかってたまるか ベラボーめ!
がははははは。拍手。今号の一席、「朝ラッシュ なのにガラ空き 俺のそば」も悪くないが、おかしさインパクトでは、おれは、これだ。愉快で、もう一杯生ビール、もう一杯で、けっきょく3杯飲んでしまった。
いじょ。
あすの泥酔論のことは、こちら。
2009/09/14
26日のスロコメ「泥酔論」と「酒とつまみ」12号発刊の動向。
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コメント
しゃんだおさん、どーも。きゃべつだけのメニューって、名前はちがってもいろいろありますよね。とくに立ち飲みといえば、串カツ立ち飲みに、生キャベツはつきものであるようだし。
ごま油と塩で食べるのは知りませんでしたが、たしかによいでしょうね。
何でたべるかも、いろいろありましょうし、あと盛り付け方も、いろいろありそうです。しばらく気にしてみたいです。
食堂は、70歳前半ぐらいまでが限界でしょう。あと数年のうちに、なくなりそうなところが、ずいぶんあります。そうですね、墨田方面、がんばって、行ってみますか。
投稿: エンテツ | 2009/09/28 01:53
こんにちは。新塔の天辺でなつ様愛を叫ぶ(予定の)しゃんだおです。
錦糸町の某立呑み屋にもあります、洗っただけの生キャベツ。ごま油と塩で食すのですが、これが実に美味しいのです。油脂分と塩分という、人間が旨いと感じるよう遺伝子に刷り込まれたポイントを見事に突いています。
墨田地区にも、たまには足をお運びくださいませ。
こちら方面も御多分に漏れず、お気に入りの甘味食堂が今月を以って廃業だとか、最愛の大衆酒場がここしばらく閉まっていて再開の気配がない(どちらも御亭主が70歳超えで、後継者なし・・・)といった寂しい状況で、100年後、いや10年後どころか、ここ1年が心配です。お越しいただけるなら是非お早めに(泣!)
投稿: しゃんだお | 2009/09/27 22:33