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2010/02/07

東大宮、「ちゃぶだい」「コタツ」、泥酔。

昼過ぎ、きのう紹介したばかりの『雲のうえ』の編集委員、牧野伊三夫さんから電話があった。チョイとした楽しい仕事呑みの用なのだが、12号が届いたお礼と、きのうブログに書いたようなことを話した。そういえば、その撮影で、さわら漁の船に乗っている最中の牧野さんから、原稿の件で電話をもらったのだった。

やはり、撮影は、けっこう大変だったらしい。あのとき、牧野さんの携帯電話の向こうでは、風がうなっていた。あれは響灘に吹く風の音だったのだなあ。

きょうも冷たい風がうなっているが、きのうも一日中、風がうなっていた、寒かった。あれこれ資料をひっくりかえしている昼過ぎ、木村衣有子さんから電話があった。大宮までサキさんと来るという。こっちまで来るんなら、もちろん呑みましょうぜ。17時半に大宮駅で待ち合わせる。

大宮駅まで行ったが、東大宮で呑もうということになり、一緒にもどる。サキさんは、東大宮は初めて。まずは、2人とも初めての、東口の「ちゃぶだい」に入る。寒いから湯豆腐、生ビールで乾杯。のち、あれこれつまみを頼み、おれとサキさんは司牡丹を、2合とっくりの燗にする。木村さんは、個人的に、純米酒を冷や、ときどき燗酒にも手を出す。とりとめのない話をとっちらかしながら、呑む。たしか2合とっくりを4本あけ、木村さんは冷やの「秋鹿」「田酒」を1合ずつあけた21時ごろだったかな、もう一軒行こう。

どうせなら、おれも初めての店とおもい、前にちゃぶだいの大将に聞いて気になっていた「コタツ」へ行く。東大宮駅を反対側の西口に出て、やや暗い線路沿いを、北の蓮田方面に歩く。冷たい風が吹く中、そばを宇都宮線の電車が行く。どこかの田舎町に旅した気分だ。

コタツは、「昭和酒場コタツ」という。暖房のコタツかと思い、「ちゃぶだい」にはちゃぶだいがあるから、コタツはないの?と聞くと、いやコタツは、タツの子という意味でコタツちがいだという。ようするに、こんにち的解釈による、昭和な大衆酒場、ざっくりとした雰囲気を狙った店のつくりといったところか。

燗酒は大関のカップ酒を温めて出てきた。つまみ、あれこれ頼んだが、ふつうによい。これなら落ち着いて呑もうかと、キンミヤのボトルに切り替え、ソーダ割で呑む。

宇都宮線の電車が通ると、店内から見える。通るたびに、木村さんが、ガキみたいに、振り返って見る。木村さんの実家は、その電車の先なので、やや興奮気味か。しかし、宇都宮線の電車が見える風情は、悪くない。またまた旅に出た気分になる。

木村さんとサキさんとおれは、青森の八戸に遊びトコトン泥酔した。その翌朝、二日酔いのまま行った朝市が、よかった。サキさんが盛岡にいて、おれが八戸へ取材で行くということでもなかったら、ありえないことだった。3人とも、楽しい思い出が残り、呑むとその話になる。

「ちゃぶだい」で、サキさんの携帯からさっちゃんに電話しておいたのだが、やはり仕事で遅くなり東大宮に23時ごろになるというので、その時間まで呑んで駅へ。2人を送って帰る。泥酔即寝。

「コタツ」には、また行くため、キンミヤのボトルは少し残してきた。東大宮に、行きたい酒場が増えるのは、いいことなのか。いいことにしておこう。

鶯谷「信濃路」での、木村さんの本のための、6時間にわたる木村さんとの飲酒対談は、関係者みんなが酔っていたし、まとまりがつくのかと思っていたが、心配するほどのことではなかったとか。どのみち言いわすれたこともあり、書き込みは必要になるだろうとはおもうが。

きょうは、玉川奈々福さんの浪曲を聴きに、浅草の木馬亭へ行こうかとおもっていたが、朝おきて、呑み疲れでくじけてしまった。浅草は、近いようで、遠い。そうそう、サキさんが、木馬亭で奈々福さんの浪曲を聴いたけど、よかったという話をしていたな。なんだか近頃、浪曲が聴きたい。木村さんは明日あたりから2月中ぐらいまで、毎日落語の取材で酒を呑むヒマもないとか。落語も悪くないが、浪曲は、またよいのだなあ。

こうやって書いていると、泥酔で喪失してしまった記憶が、いくらかよみがえるようだ。

さて、明日からは少々キツイ日程をこなさなくてはならない。チョイと気合を入れて、っと。きょねんは5月連休あけの提出になってしまった確定申告を、ことしは3月15日までにやる、つもりなのだが。

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