木村衣有子の文・写真『大阪のぞき』、京阪神エルマガジン社から。
また京阪神エルマガジン社が、やってくれました。先日は、『あんこの本』と『ミーツ・リージョナル』5月号「オカン店」特集を紹介した。
今日は、これ。先ほど届いたばかりの見本誌『大阪のぞき』だ。木村衣有子さんが、2年間だったかな? 月刊『ミーツ・リージョナル』と京阪神エルマガジン社のWEBサイトに連載の、同名のタイトルに加筆修正したもの。文も写真も、木村さん。
帯には、こうある。「知っているはずの大阪の、知らなかったこんな顔」「かよって、のぞいて、写し撮った 東女(あずまおんな)による、粋でやわらかな大阪案内」
が、しかし、この本は、単なる大阪案内にとどまらない。すでに、その魅力は、何度か、このブログでもふれている。本になって、なおよし。大阪を知っているひとも知らんひとも。大阪ってことだけじゃなく、「これを読むと、なるほど、こういうものごとを残したらいいんだなっていうのが分かる」つまり、「まち」を「のぞきみる」目が違ってくるだろうということなのだ。
「これを読むと、なるほど、こういうものごとを残したらいいんだなっていうのが分かる」と言ったのは、ほかならぬ、おれで。本書の最後には、木村衣有子×遠藤哲夫「大阪のぞいたもん放談」が収録されている。そこでのことだ。この対談は、東京・鶯谷の「信濃路」で収録された。酔っ払いながら6時間。6ページ、たっぷりある。撮影は、齋藤圭吾さん。
津村正二さんのデザインもすばらしい。木村さんの写真を、のびのび生かしている。イラストが、なんと、わめぞの酒乱、武藤良子さん。担当編集は、『あんこの本』の村瀬彩子さん。
とりあえず、そういうことで、これは、ぜひ、ご覧いただきたい。14日か15日ごろ書店に並ぶでしょう。
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