うれしく、楽しくなる、紹介のされ方。
いつもとは限らないが、画伯は、おれを初対面の方に紹介するとき、「カレーライスは日本の汁かけめしであるという本を書いた人です」というようなことを言う。おれとしては、これが、うれしい。
そこでおれは、このように言う。「でも、ほとんど相手にされません。ほとんどバカにされています。売れなくて絶版です」。そして笑う。画伯も笑う。
先日も、そういうことがあった。思い出しては、反芻し、1人でにやにや、楽しむ。とても愉快だ。
「カレーライスは日本の汁かけめしである」と言い続けるのは、やりがいのある「難事業」である。
そうそう、何人かの人に聞かれて、編集長の画伯に確認しましたが、『四月と十月』の22号は、6月中には発行の予定で作業が進んでいます。ま、そのうち、おれの原稿の校正が出たら、ここで話題にしますから、それまでゆるりお待ちください。「四月と十月」ではなく、「六月と十二月」ではないか、などとおっしゃらずに。それに、比較しても、なんにもならないけど、例の『酒とつまみ』よりはマシか。『酒とつまみ』13号と『四月と十月』22号、どちらが早く出るか楽しみにしていましょう。
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