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2010/05/06

東大宮、東北本線を眺めながら呑むもよきかな、昭和酒場コタツ。

きのうは、「デブとハゲとモジャの3人組」が来て、よく食べ、よく呑み、よくしゃべった。いつもは、祖師谷大蔵での宴会だが、今回はこちらに来てもらった。料理は、「居酒屋エンテツ」を開業する試みとして、前夜から仕込みをするなど、ぜんぶおれが作った。食べ物については、ぜいたくで口うるさい連中だが、おおかた好評であった。

「デブとハゲとモジャの3人組」は、よく連れ立ってサッカー観戦に行くのであり、おれも現在の日産スタジアムである横浜国際のこけら落としの日韓戦以来、何度か一緒している。きのうも、その日韓戦のときのことが話題になったが、あの日は忘れようもないほど悪天候で、冷たい雨と風で、ワレワレは燗ができる缶酒の燗娘を呑みながら観戦したのだった。で、この3人は、先日、甲府まで観戦しに行ったばかりで、ハゲは赤ワインの一升瓶を買って、持ってきてくれた。これをあけたのはもちろん、ほかにもビールと清酒を、呑んだ。

「デブとハゲとモジャの3人組」と言ったのは、「デブ」の女みずから。「デブ」ではみもふたもないので、おれは「エル」と呼んでいる。物理的な呼び方であることにおいて、大差ないか。ま、いつものことだが、遠慮のない楽しい話で時間はすぎ、酔っぱらったのだった。「エル」は、ガン闘病をしながら、買った建売住宅の不良工事の後始末に奮戦し、逞しくやっていますなあ。

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きょうは、呑み疲れもあり、ぐったりしていたが、夕方になって、どうしても生ビールを呑む!ということになり、昭和酒場コタツへ。18時ちょうどぐらいだったが、もう陽が長いのであり、冬のあいだは灯りのなかに情緒ありげに浮かんでいたコタツは、素肌の姿をさらしている。昭和なアパートの1階の3分の2、2戸分ばかりか?を、ぶちぬいて酒場にしてある。こういうアパートを、このように利用しても、「リノベーション」とはいわないようだが、その姿、なかなかよろしい。いかにも「昭和酒場」な姿だ。

012席から、窓越しに、東北本線の電車を眺めるのも、よろし。眺めるだけではなく、電車の走るゴトンゴトンが響くのが、高架下で呑んでいるようで、またよろし。

もちろん、つまみも、安くうまいのがいろいろある。手づくり感あふれる店内で、生ビールを呑みながら、ゴトンゴトンに身をまかせ、夕暮れ時をすごした。ゆっくり味わう時が流れた。しみじみよかった。

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ポテトサラダは、ジャガイモのカタチがしっかり残り、ゆで卵がからんでいる。

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