まもなく姿を消す、重松荘シアター。
おととい、清龍の新酒祭りのあと、「さよならマーケット」を開催中の重松荘シアターへ行ったとき撮影した写真を掲載する。昔の建物だから、2階にあがる階段は急だ。ここをあがった、2階の6畳一間で、映画を観るのだ。
体験的にいうと、どの土地へ行っても、その人のおかげで、土地や土地の人とのつながりができていく、おもしろい人たちがいるものだ。それは、たいがい、初めての人にとっては、飲食店であることが多いだろう。どの土地にも、「まち」の「入り口」になるような飲食店が何軒かある。しかも、一軒でコト足りるということは、よほど小さなまちでなければありえない。かなり小さなまちでも、いくつかの「顔」を持っているからだ。それを見つける楽しみもある。
重松荘シアターのばあい、飲食店ではないから、チョットちがう。チョットちがうし、いまどきの若い人がいて、いまどきのインターネットがあってこそ、という感じだ。
「いまどきの若い人」については、いろいろな解釈があると思う。おれのまわりでは、この重松荘シアターのミチコさんとチエさん、そしてやどやのマリリンが、いずれも女子だが、「一つのモデル」といえる。それを書いていると長くなるので省略。
とにかく、広く注目をあびるような、メディアのネタになるわけじゃなく、そんなことはどうでもよく、自分が大事だと思うことを、自分の生活のなかで、地味にコツコツコツ積み上げていくというのかなあ。ま、昨今は、なにかというと人目をひくイベントにはしり、それはそれで必要なのだろうが、だけど日常との落差が、けっこう激しい。そういうのとはちがう、日々の生活から組み替えていくような発想やエネルギーがあって、それは大切なことだろうなと思う。表面は、建物が新しくなったり、どんなに均一化がすすんでも、この日常に、それぞれの個性ある物語が息づく。そうでありたい。と、思うのであります。
あっ、書くのがめんどうになった。省略。
とにかく、重松荘シアターは、なんだか不思議な空間で、楽しかった。
重松荘さよならマーケット開催中
http://shige-st.blogspot.com/
重松荘シアターへ初めて行った。
2009/05/05貧乏くささの居場所、東大宮の重松荘シアターで映画鑑賞。
2回目。
2009/07/11東大宮、重松荘シアターでチェルノブイリ写真展、フィリピンパブの存在にコーフンす。
あと一緒に祭りに行ったり飲んだりしましたね。省略。
もちろん、これで終わるわけじゃない。
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コメント
こちらこそ、酔って乱入し、勝手に楽しんでしまい、お騒がせしました。せっかく日当たりがよくなったのに、残念ですねえ。時間のあるかぎり、また寄らせてもらいます。
投稿: エンテツ | 2010/12/17 09:06
先日はどうも!何もおかまいできなくてすいませんでした。間もなく姿を消しますが、となりの建物が取り壊されたせいで、ちょっと日当りがよくなしました(笑)お時間あったらまたどうぞ。
投稿: 重松荘3号室 | 2010/12/16 20:48