「古墳でコーフンナイト」ライブレポートと大仙陵古墳周遊。
2011/01/08「大阪・天満濃い街泥酔取材、のち東京・新橋新年会泥酔帰宅。」に書いたように、大阪・天満の取材は午後2時からだったので、朝5時起きして出かけ、堺市の大仙陵古墳へ行った。
大仙陵古墳または仁徳陵古墳と呼ばれるが、仁徳陵かどうかは調査が不十分で確認できない。その基底部の面積は世界一の墓ともいわれ、エジプトのピラミッドや中国の秦始皇帝の墓とならぶ三大ナントカという宣伝もあるぐらい、とにかくデカイことで有名だ。以前に一度、見ているが、デカイだけで、まりこふんさんが歌っているように、デカすぎるゆえに全体像がわかりにくいうえ、宮内庁のために中にはいることもできない。ただの小山というかんじで、隔靴掻痒とまでもいかず、まったくツマラナイものという印象しかなかった。
ところが、市庁舎の21階展望台から、全体が見られるというので、とにかく行ってみようということだったのだ。
そりゃそうと、2010/12/22「やっぱり古墳はおもしろい、古墳にコーフンナイト。」に報告した、東京カルチャーカルチャー@お台場における「古墳でコーフンナイト」は、次回がありそうな気配。
その「古墳でコーフンナイト」のライブレポートが、東京カルチャーカルチャーのサイトに掲載されています。
http://tcc.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-2d6c.html
以下、大仙陵古墳周遊写真。下車駅は、阪和線の百舌鳥駅を利用した。
大仙陵古墳のほかにも、履中陵古墳、反正陵古墳などを中心に大小47基あるそうで、百舌鳥・古市古墳群と呼ばれている。
駅から50メートルで、古墳の隅に着く。道路の右側がそう。駅は小さいが古墳はデカイ。
宮内庁が、エラソウに天皇の古墳と人びとのあいだを遠ざけ、本当に宮内庁を信用していいの?という不信をもたらしている。
ひたすら堀のまわりを歩くより仕方ない。足の疲れと共に宮内庁への不信が高まるばかり。
おれは、この食堂の発見が、うれしかった。たくさんあって関西では有名だからね。でも、時間がなかったので、写真だけ。
市庁舎の21階で、ゼンボウをと思っていたが、周囲の掘は見えず、やっぱり小山があるだけ。でもまあ、古墳群や生駒山の位置関係などがわかって、いろいろ想像がふくらんだ。現場にふれるのは大事だ。
しかし、これだけ都市に囲まれてしまっては、古墳群としての風景や姿かたちは、周囲が田んぼのさきたま古墳群のほうがよいね。
大仙陵古墳のなかには、いくつかの小さなコブのような古墳がある不思議。このデッパリもその一つの茶山古墳。歩道橋の上から撮影した。
歩道橋の上から、ふりかえると、下の写真、ラブホが美しかった。
酒とセックスに興味がなくなることは、生命の危機だという説を最近なにかで読んだことを、ここで思い出した。古墳の近くにラブホがあることは、まさに死生や生命の理にかなっている。むかしから神社仏閣の近くに色町が栄えたのもうなずける。
ああ、おれも、酒だけじゃなくラブホをもっと力強く利用するようにならないと生命の危機であると、歩道橋の上から、ラブホと古墳を拝んだのだった。
古墳は墓だから、生と死に思いをめぐらすにもよい。古墳巡りは、ほんとうに楽しい。宮内庁さえ邪魔しなければ、もっと楽しいにちがいない。
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