ミルク倉庫「出張台所」@神保町・路地と人のち「四月と十月」新年会@根津の甚八。
きのうはアレコレ忙しくやっていて午後4時ごろ家を出た。空には、いかにも雪が降りそうな寒気の雲があった。
17時ごろ神保町の「路地と人」。どんな風にやるものか、ぜひのぞいてみたかった、ミルク倉庫による「出張台所」。
ようするにパフォーマンスというものだろうが、路地と人の空間に、冷蔵庫やガス台などを持ち込んで台所をつくって(だから「出張台所」か)、排気のダクトも「作品」になっている。つまり居酒屋ごっこパフォーマンスか、入るとまず注文の伝票に自分の名前を書く。これが芳名帳になる。
客席は、つめれば10数人は入れそうだ。若い人たちばかりだが、つぎつぎに来て、テキトウに食べて呑んでオシャベリして帰る、その光景も、またおもしろい。とにかく、おもしろく、おいしく、楽しい。
きょうまでやっています。料理は、100円から300円ぐらいで、どれも安くうまいです。いまからでも遅くない。
詳しくは、こちら、路地と人のブログ。彼らの作品紹介もあります。
http://rojitohito.exblog.jp/11878554/
ビールのあと、味噌漬豆腐100円がうまくて、コップ酒を2杯も飲んでしまった。ポテサラのイモを、じゃがいもではなくさといもで作ったサラダ、はじめて食べたがうまかった。
「路地と人」は、この1月で1周年なのだった。けっこうなことですね。きょねんの1月31日には、おれも「半酒場」なることであやしげなトークをやった。ここで「わたしが考える野菜炒め」なるものをやりたいとおもいながら、どう構成するか具体化できないでいたが、この「出張台所」は、大いにヒントになった。なんとか実現したい。
7時からは、根津の「根津の甚八」。先週の土曜日オープニングで泥酔した、お茶の水「トライギャラリーおちゃのみず」での「田口順二展」最終日、田口さんは撤収のため再度上京中とあって、歓迎とあわせて四月と十月の新年会なのだ。
根津へ行くのに千代田線新御茶ノ水駅を利用するため、まだ絵が飾ってあるなら、もう一度見て写真を撮っておきたいとおもって、トライギャラリーをのぞいていみると、田口順二さんも牧野伊三夫さんもいた。一緒に電車に乗る。
「根津の甚八」を貸切。「四月と十月」の印刷でお世話になっている大洋印刷さんへの感謝会もかねている。新同人の方や、同人の方、ちょうど北海道から上京中の同人の方もいた。それに、おれのような執筆陣。
さらに、こんど「四月と十月文庫」が刊行されるのですよ。鎌倉の出版社「港の人」の里舘勇次さん。みなさん、期待してお待ちください、「四月と十月」に連載中の有山達也さんの「装幀のなかの絵」などが本になるのです。
ま、そんなこんなで、楽しく飲んだ。例によって、おれは泥酔で電車に乗り遅れないよう帰宅。みなさんは、さらにどこかへ行ったのではないかな。
東大宮駅から歩いていると、雪がちらついたような気がするが、はっきりした記憶がない。わけのわからん写真がカメラの中にあった、途中の公園、降る雪を撮ったつもりなのか、覚えがない。
ミーツの校正が出ているのだが、ほかに急ぎのことがあって、手をつけられないでいた。きょう明日中に仕上げてもどさなくてはならない。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント