初めてデジタル雑誌、『食べるヒント』に寄稿した。
今回の大地震で、インクや紙の供給が大きなダメージを受け、出版の電子化が一気に加速する気配であるらしい。とくに、コミック誌のばあい、大きく舵を切ったといえる。
そんなわけで、俺のようなアナログ人間でも、その流れとは無縁ではないらしく、お声がかかり、初めてデジタル雑誌というものに寄稿し、初めて「見本誌」?というものをいただいて見た。
これまでもWEBページでの連載はあったし、自分でもサイトをやっているのだが、デジタル雑誌となると、やはりずいぶん感じが違うものだと実感した。慣れないせいか、モニターで見る「誌面」の自分の文章が、自分が書いたものだという実感がわかない。けっきょくプリントアウトして見て、ふむふむ、だった。
なにはともあれ、宣伝。
『食べるヒント』創刊号、525円。眞人堂株式会社の電子書籍販売サイト「V-LABEL」で、入手できます。
http://shinjindo.jp/store/topics/taberu_1.html
編集長の福島徹さんは、株式会社ユナイト代表取締役です。東京の多摩地方で、良質な経営と商品で評判の高いスーパー福島屋を経営し、さらにその理念とノウハウを広く食の分野で展開しようと意欲的な方です。
https://ssl125.heteml.jp/unite22/unite22/index.html
今回の号を見た感じでは、どちらかといえばカタイ内容だけど、これからの消費者は知っておいて欲しい内容ばかり。そして、そのカタイなかで、俺が書いた「米の醗酵という変身ロマン」だけは、タイトルからしてそうだけど、とてもヤワラカイ読み物。
今後も続けて発刊になれば、毎号読み切りの連載の予定なのだが、まずは今号の売れ行きしだい。大いに応援よろしくお願い申す。
俺に声をかけてくださった、『暮らしの手帖』などで活躍している瀬戸山玄さんも、たっぷり書いています。
【目次】
巻頭言 編集長・福島 徹
【特集】米 〜 No Rice, No Life 〜
●作家・井上ひさしが愛した稲作魂 瀬戸山 玄
●お米はもう主食ではない!——米販売の新常識を考える——
【取材】(株)山田屋本店代表・秋沢 淳雄氏、ライスブラザーズ(株)代表・中 和夫氏
●TPPと日本の農業——稲作と政治—— 大賀 真吉
●日本のコメは果たしてグローバル化するのか 赤城 稔
●篤農家が挑む食の安全とおいしい米づくり
【取材】農業・福士 英雄氏
●日本の米食を変えうる三洋電機のGOPAN
【取材】三洋電機(株)マーケティング本部・古長 亮二氏
●『食堂王』の飯たき一代
【取材】銀シャリ屋げこ亭・村嶋 孟氏
●米の醗酵という変身ロマン 遠藤 哲夫
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