畑直販、山田農園の「やさいはんず」。
すでに何度か紹介している、ウチから東大宮駅へ行く途中の畑、山田農園では新しい動きがあった。
というのも、見沼区東大宮2-42の東北原公園に隣接する畑の一角に、洒落た売店をつくって、オープンしたのだ。その名も「やさいはんず」。名前も、写真には写っていないがロゴも、センスがよい。
写真は8月末の撮影。たまたまカメラを持っていなくて、営業中の写真が、まだ撮れてない。デッキの部分に野菜や、小さな鉢植えを飾って営業している。その風景も、なかなかよいのだ。
これまでは、戸板のようなものを置いて売っていた。それはそれの風情があったが、「新売店」はなかなかよい感じだ。ここでお茶でも飲みながら、くつろぎたくなる。おれなんかは、ビール呑みたいねえと思ってしまいます。
生産者と消費者の「顔の見える」関係がいわれながら、首都圏では、難しい。すぐ近くに畑があっても、接する機会は少ないし、消費者のほうは特に有難い存在としては意識してない面もあるようだ。
実際、おれなんかも、こんなに近所にありながら、なかなか利用するチャンスがない。意識的にならないと、ついつい商店の買い物と一緒にすまして、たまたま通りがかったときに、必要なものがあれば買うという調子であった。
それでも、じゃがいもやさやえんどうなどを買ったりしたが、やはり「とれたて」はうまい。食べたときは、こういう畑が近所にあってよかったと思う。そんなわけで、これから、もっと意識的に利用しようと思うのだった。消費者とは気まぐれなものだけど、お互い根気よく付き合いたいものだ。
都鄙臨界地帯の東大宮は、いわゆる「郊外」へ変貌しながら、あちこちに直販の幟を立てた畑があるし、少し歩けば田んぼも広がる。近年「食と農」の問題が、あれこれ取り沙汰されているし、TPPなる動きもある。なんにせよ、身近なところから、もっと食と農を考えたい。
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2011/05/15
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