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2011/10/07

泥酔一直線、第一夜。1日、六日町中学校第12回同期会。

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30日のあと更新が止まっているのは、泥酔のためだ。10月1日、3日、4日、そして昨日の6日と、激呑み泥酔記憶喪失帰宅。はあ、なんで酒ってうまいんだろう。懲りないんだろう。今日も、もう夜だというのに、きのうの酒かおとといの酒か、その前の酒かわからないアルコホルが、胃や肉体に滞留している感じです。

とにかく、まず1日土曜日の六日町中学校第12回同期会。

Dscn0517会場の六日町のホテル坂戸城で15時半からの受付だった。なので各駅停車でのんびり酒を呑みながら行くことにした。秋の風景を車窓に見ながらカップ酒なんぞを呑むのはいいものです。

大宮で高崎行き、高崎で水上行き、水上で長岡行きに乗り継ぐ。最初の予定では、東大宮何時だったかなの電車に乗ると、水上で1時間ほど余裕があるから駅前の食堂でも一杯やれる目算だった。ところが出がけに急ぎの野暮用の電話があって、乗る予定の電車をはずしてしまい、東大宮発10時8分になった。これだと、乗り継ぎはちょうどよすぎて水上で食堂に入っている間がない。

高崎までは電車がそこそこ混むから呑むのは遠慮して、高崎で缶ビールとカップ酒を買って乗り換え。車窓の景色は高崎から先はドンドン変わる。稲刈りの終わった田んぼも、赤城の山も妙義の山も次第に姿を消し、列車は利根川に沿って山あいへ。上越国境の山がそびえる水上駅で乗り換えの時に、ビールをもう一本。ホームで呑む。キリッと冷たい山間の秋の空気の中で呑むビールが、またうまいんですなあ。

六日町に着いたのは14時40分ごろだったと思う。ラーメンを食べて腹ごしらえをして臨んだほうがよいだろう。とにかく、酒豪揃いの同期だし、呑めばあまり食わなくなる。駅前の大阪屋は閉まっていた。万盛庵へ。

Dscn0520万盛庵のラーメン、うまい。大衆食堂のラーメンの味だ。そして、この器は、おれが高校を卒業して町を出る前からのものだ。どんぶりのふちの柄が、長年の摩耗で、ところどころかすれている。食べるまえの写真は無いが、食べ終わって見たら、万盛庵のラーメンの味覚の歴史をひしひしと感じ撮影した。ラーメンは食べれば無くなるが、器は残るのだな。

とうちゃんがイトウリとミョウガの漬物を出してくれた。これが、うまい。酒が呑みたくなる。だけど、ここはガマンだ。だいいち、呑み始めたら同期会へ行くのが面倒になるに決まっている。

Dscn052215時半すぎ万盛庵を出て、街中をぷらぷら歩いて、ホテル坂戸城へ向かう。ホテル坂戸城は、魚野川に架かる坂戸橋を渡った東側、坂戸山の登山口近くにある。魚野川を見ると、3、4歳の頃、弟のオムツを洗う父と、そのそばにいる自分の姿を思い出す、小学生になってカジカを突いた場所をながめる。護岸の工事で川の様子は変わっているが、川面を見れば思い出すことはある。

同期会は、記念写真を撮ったあと、17時から宴会になった。乾杯が終わると、あとは勝手に動きまわり、さしつさされつ。なにしろ飲み放題だ。ビール、焼酎、ウィスキー、もちろん清酒、もうチャンポンもすごいもの。

宴会は2時間半ぐらいで終わったと思うが、そのあとは二次会。近くの飲み屋へ移動して、また呑むのだ。そして、おれは、途中で完全に記憶を無くした。気がついたら、朝。ホテル坂戸城で一室で、まわりには、ほかの同期生たちもいた。

温泉に入ってから、朝めし。もう呑む元気もなく、帰りは越後湯沢から新幹線。でも、新幹線の中で、呑んだけど。やっぱり、そのう、秋の空気は酒がうまいね。

とりあえず、こんなところで。

同期会は5年ごとの開催で、60歳の還暦同期会のあと、3年前の65歳の時あって、おれは忙しくて出席できなかった。だから本当は、あと2年後の70歳の時になるのだが、もういつ死ぬかわからない、それまで待てないという声もあって、急遽今回の開催になった。急にしては、60名も集まった。次は70歳だ。みな「元気で会おうね」といいながら別れていった。

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