ミロコマチコ出版記念会泥酔記憶喪失帰宅。浜美枝のいつかあなたと。
29日土曜日、ミロコマチコさんの四月と十月文庫『ホロホロチョウのよる』出版記念会「ホロホロまつり」が中野の桃園会館であった。
午後3時からだったので、チョイと早めに出て1時半過ぎに新宿ション横。軽く1杯のつもりが、となりに座った84歳のじいさんが、びっくりの若さと元気で、話が盛り上がってしまい、ビールを注がれるままに呑んだら、もはや酔っ払い。3時少し前に会場に着いた。
もう、それからは、泥酔一直線。桃園会館は、古い平屋の木造で、ペンキ塗りの、幕付き舞台がある集会場。そこで小学校の学芸会のように、あれこれ芸が展開するなかで、楽しく飲食。
おれは、数日前に牧野さんから電話があって、最後にミロコ音頭にあわせて踊ることになっていた。どんな唄で、どんな振り付けかもわからないまま二つ返事で引き受け、会場で、ミロコさんにこれを着て、このような踊りになりますと。ま、どうせ酔って踊るのだ、酔えば踊るのは珍しいことではない。
って、ことで、最後は、ミロコさんたちが学芸会の劇のようなことをやり、そのまま御輿のようなものをかつぐ、そこでおれは舞台に上がらせられて、衣装を着せられ、何が何やら、柳家小春さんの三味線とうたに合わせて踊り、っていうか、三味線と唄にはほとんど合っていなかったと思うが、とにかく踊りまくり、舞台で踊っていても面白くないのでミロコさんたちの御輿と一緒に降りて、会場を一周した。呑んで踊ったのでフラフラ。
ビールはサッポロ赤星、清酒は立山、焼酎はキンミヤ、赤ワインはよく見なかったからわからんが、牧野さんテイストが揃って、飲み放題にたくさん。酒も料理も、ずいぶん残るほどタップリ。出し物も、多彩。いろいろな方と会った。
大阪から、ナガタ嬢が来ていて、思いがけない、3年ぶりか?奈良以来の再会。うれしくて、二次会に誘ったのだが、酔っていたおれは彼女を連れていくのを忘れてしまい、おれも二次会の場所を知らないので誰かのあとについて行き、着いて呑みだしてから、彼女がいないのに気づく始末。牧野さんに携帯で連絡とってもらったが、つながらず。悪いことをした。心残りで、これだけは泥酔しても覚えていた。
二次会は中華で、時間制限の飲み放題だったのではないかと思う。とにかくビールと紹興酒を呑みまくり、もうグダグダ。何時ごろか9時すぎかな?制限時間となりお開き。ミロコちゃんが、「三次会はブリッツ」と耳元で悪魔の誘惑をするのを、このまま呑んでいたら帰れなくなると冷静な判断をしたらしく、振り切って帰途に。って、ところで記憶はプッツン。
まだ若いミロコさん。その仲間たち。これからの活躍を大いに期待したい。
ミロコマチコさんのサイトはこちら。
http://www.mirocomachiko.com/
翌朝、30日日曜日の朝。10時半から、4日に収録があった文化放送「浜美枝のいつかあなたと」の放送があるのだ。前日長時間にわたり、メチャクチャ呑んだ割には寝起きはよく。無事にラジオを聴けた。
ほかの番組でもだが。おれは、放送作家の方が書いて事前に送ってくれた台本がよく見えないので、パーソナリティの方の話に、その場で反応してしゃべるだけなのだが、ほんとうにうまく編集してくれると、今回もまた感心した。
もう一度行って食べたい忘れられない味というものが話題にされ、一つに絞るのは難しいのだが、一つだけというので、北九州の床漬をあげた。『大衆食堂パラダイス!』p178に登場する話だ。二島駅前の「駅前食堂」の120年の糠床による床漬のこと。北九州に見られる「100年床」といわれるほど長く続く糠床の文化は、誰でもできるはずなのに、簡単にできるものではないし、簡単に真似できない。古い糠床で漬けたものには、一朝一夕ではできない味がある。ってことで、これは文化がなければ続かない、貴重なものだと思う。
「浜美枝のいつかあなたと」の公式サイトにある紹介。これは、番組の始まりに、浜さんが話したこと。
http://www.joqr.net/blog/hama/archives/2011/10/post_212.html
ゲストは、フリーライターで、いま話題の本、
「大衆食堂パラダイス!」の著者、遠藤哲夫さんです。
遠藤哲夫さんは1943年、新潟県・六日町のお生まれ。
62年に上京をされ、マーケティング・プランナーなどの
お仕事を経て執筆活動をスタート。
大衆の食文化に関する執筆を多くされ、これまで書かれた本に
「大衆食堂の研究」「汁かけめし快食學」などがあります。
現在、最新刊の「大衆食堂パラダイス!」が発売中。
遠藤哲夫さんに「大衆食堂のいま」をお伺いしました。
この番組には、3年ほど前にも出演させていただき、大衆食堂の魅力について語った。
以上であります。
関連
2011/10/21
『四月と十月』25号と、四月と十月文庫『ホロホロチョウのよる』ミロコマチコ著。
2011/10/14
泥酔一直線、第三夜。文化放送収録のち新橋取材4軒はしごのち中野。
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