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2011/12/25

酒のまにまに。小岩に野暮連の居場所ができた?

今月になってから休まず呑んでいる。よく続く。忘れないうちに主な泥酔だけ簡単に書いておこう。

12月14日は、地元のちゃぶだいとその常連さんたちとじょうじょうの忘年会だった。19時から、さいたま新都心の仁左衛門の吟亭。吟醸も含め純米酒15種が飲み放題という豪華豪快。えーと、立山、出羽桜、山形の男山、一の蔵、船中八策、上嬉元・・・思い出せない。とにかく5勺のグラスで一杯ずつ呑んでも7合5勺になる。まずは生ビールで乾杯。平成元年生まれの女子が最年少でおれが最高齢、総勢18名。呑んだ呑んだ。若い連中は、よく食べたし。22時すぎに終わり、おれも含め8名ほどで、東大宮のヒバゴンでさらに呑む。25時ごろかな、とにかく記憶がない、おれは眠くなって、お先に失礼。

Dscn075017日のさばのゆ@経堂での古墳ナイトは、すでに書いた。19日、先月『東京B級グルメ放浪記』(光文社知恵の森文庫)を出したばかりの鈴木隆佑さんと高田馬場で19時待ち合わせ。大活躍で忙しい鈴木さんとひさしぶりに呑むことができた。ほかに初対面の某出版社の編集さん。あとから初対面のカメラマンさんが加わる。駅近くの店の名前は忘れた。蝦夷鹿だの熊だのラクダだの鯨だの豚足だのを野獣のように食べながら、野獣のように呑む。みな山好きおやじで、もっぱら話題は登山のこと。とてもワイルドな愉しい呑みだった。23時ごろ、おれは電車の時間で、お先に失礼。

『東京B級グルメ放浪記』は、テレビの王様のブランチでも紹介され、発売早々に重版がかかる好調の売れ行き。うしろの「参考文献」には、おれの『大衆食堂パラダイス』『汁かけめし快食學』『大衆食堂の研究 東京ジャンクライフ』と、関係した『東京・横浜百年食堂』や『東京定食屋ブック』が載っている。鈴木さんは、食専門のライターではないし、鋭いジャーナルな視点が持ち味であり、この本も、単なるうまいもの巡りのB級グルメ本とはちがう。

21日。中野のやどやゲストハウス関係者の忘年会。早めに行って、やどやへ。ゲストたちがたむろする奥の部屋で、ボスとビールを呑む。同じテーブルにスペイン人と日本人だが日本には3年間ぐらいしか住まず今はニュージランドから来ているゲストが、買ってきた弁当や惣菜を広げて食べだす。刺身と天ぷらとおこわの混ぜごはんとやきそば・・・など。台湾からワーホリで来ている女子が、日本は4回目で岡崎も八丁味噌も好きだという。そのうちタイの黄色の僧服をまとった坊さんがあらわれフランス語をつかう。ホステルらしい風景だ。

沖縄へ遊びに行ったまま滞在してしまい1年以上すぎたか、元不動産屋のN氏が帰京して、彼の元部下のA氏と到着。ボスとまりりんと、19時ごろ駒忠へ移動。呑んだ、食った、しゃべったという感じ。途中で地元の不動産屋の社長も顔を出し、アクの強い不動産屋3人になり、じつにアクの強い呑み会となった。ほぼN氏の独断場。10時半頃、おれの電車の都合でおひらき。新宿でA氏と別れたあたりから記憶喪失帰宅。

昨日、24日。野暮連小岩支部長のタノさんが、居酒屋を開業するってんで、野暮らしくクリスマスイブにグランドオープンときた。こんな日に集まるのは、女にもてない野暮な男に決まっている。都内で用を足し、小岩へ。駅から10分ちょい歩き商店街から外れた、東小岩5丁目。着いたら、タノさんとコンさんのみ。野暮連のメーリングリストで告知しただけというから、ま、そんなところだ。

一軒家の住居兼店舗を居抜きで借りた物件。カウンターと小上がりと奥に、さばのゆぐらいのイベントがやれそうな広い部屋があって、なかなかよい。居酒屋開業たって、ライター稼業をやりながら週2日ぐらいの開店だそうで、つまみも乾き物中心に、ようするに角打ちのようなものだ。焼酎はキンミヤ、清酒は清龍、シンプルに安酒のみ。ま、やりながら、ゆるゆる楽しみながら整えていく感じか。こうやって、ひとが集まる場所をつくるって、なかなかけっこうなことだ。来年は、ここでイベントをやろうと話し合う。おもしろくなりそう。

Dscn0049ビール小びん350円、ホッピーセット350円、中150円だったかな3杯、清龍はいくらだったか忘れた150円か200円で9勺を3杯、これらを呑んで、酔いがまわったところで、駅近くの地蔵通りの居酒屋へ移動。レバ刺を食べた。何を呑んだか、思い出せない。とにかく、ベロベロだった。

なのに、いや、だからか、東大宮に着いてちゃぶだいへ行ってしまった。でも、もう呑めなくて、ビールと清酒を一杯呑むのがやっとだったと思う。朝目が覚めたら布団の中だった。

このタノ酒場の隣に「肉の津南」という新潟の津南のひとがやっている肉屋があるのだが、これがなかなかよい。その話は、明日にしよう。たぶん。

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