発売中のビッグイシュー191号に岡崎武志さんが『大衆食堂パラダイス!』の書評。
2012/05/17「NHKラジオ第一「VIVA!大衆食堂」2回目のち森美術館「イ・ブル展」で大興奮。」にちょっとだけ書いたように、15日に発売になったビッグイシュー191号には、岡崎武志さんが連載の「ひぐらし本暮らし」に『大衆食堂パラダイス!』の書評をいただいている。
当ブログで詳しく紹介しようと思いながら、ウロウロバタバタしているうちに、発売から10日がすぎ、来月1日には次号が発売になってしまう。とり急ぎ、紹介。
手に取って、ご覧いただきたいけど、この雑誌は立ち読みというわけにはいかないんですよね。こちらに「ホームレスが売る雑誌ビッグイシュー日本版」とあるように、公式サイトがあって、販売場所の案内があります。一冊300円。
http://www.bigissue.jp/
岡崎さんには、『汁かけめし快食學』のときも、サンデー毎日で当時連載中の「文庫王の一冊」に書評をいただいている。こちらザ大衆食のサイトでご覧いただけますが、「下品を装いながらの哲学」のタイトル。…クリック地獄
岡崎さんの書評は、いつも書評の方がおもしろいと思うほど、楽しい。それは、たぶん、本を読む楽しさといったものを、岡崎さんがよくご存知だからなのだろう。今回は、「読むうちに腹が減り、生きる力が湧いてくる」のタイトルで、イラストの見出しには、「生きてりゃ減る腹」と。そして、『大衆食堂パラダイス!』の本文から何か所もどんどん引用しながら、岡崎節を一言二言三言書き添えて構成する、これがまさに「芸」という感じ。まさに「文芸」ですね。ほんと、上手な文章だなあ、おれもこんな風に書けるようになりたいと思うのだった。それにしても、岡崎さんに書評をいただけるとは、光栄でうれしい。
岡崎さん、ありがとうございました。
岡崎さんのブログ「okatakeの日記」はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/okatake/
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