一日中二日酔いで『のんべえ春秋』を読む。
昨日。16時に新宿の鳥園。サガミノマキノさん、タノさんが来て飲み始める。最後の一人は19時ごろになるというので、ゆっくり飲むべく心がけていたのだが、マキノさんのピッチが早くてつられるように飲んでしまった。17時ごろコバヤシさんが来て、最後に初対面のタカクさんが来たころには、かなり出来上がっていた。タカクさんの齡を聞いたことは覚えている(33歳)のだが、ほかのことが思い出せない。勘定したときに、鳥園でこんなに飲んだのは初めてだと思った記憶はある。
そして、みのるへ。みのるへ行くと、昔よく一緒にみのるで飲んだイサコのことを思い出す。そんな話を隣に座っていたタノさんにしていた記憶はある。ほかは、わからない。途中から記憶がないので、おれだけ先に帰ったのか、どうなのか、そこんところもわからない。財布は減っていたから、金は払ったらしい。
朝起きたら、妻に「きのうは終電になる前に帰ってきたじゃない、どうしたの」と言われた。飲んだら終電と決まっているわけじゃねえよと思いながら、そんなに早く帰ったのか。
ってことで、本日は二日酔いで、ごろごろしながら、だいぶ前にいただいたまま読んでなかった木村衣有子さんの『のんべえ春秋』を一気に読み終えた。
『のんべえ春秋』のことは、こちら、木村さんのサイト。
http://mitake75.petit.cc/
2010年の『味見はるあき』に続く自家本で、小説あり、酒器ルポあり、書評エッセイありと多彩。話の一つ一つはおもしろいのだが、いつものどっかりした生活観のようなものが乏しく、いわばヴィジョンのない作戦のような感じで、こういうのもアリなのだろうし、あるいはこういう風がウケるかも知れないが…。ま、そういう感じが残った。
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