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2012/08/13

経堂で芝生、太田尻家、さばのゆ。

004

7日の火曜日は妻同行で経堂へ行った。

0011日ごろから、近所の畑に重機が入っていたが、整地がすすんでいた。昨日の段階では、ブロックを積んでゴミ収集場所らしいものを作っていたが、建築確認の看板は立っていないから、分譲するのだろうか。同じ並びには、分譲や建売が増えている。

経堂に着いたのは18時過ぎ。まずは目的の芝生へ向かう。芝生はカフェギャラリーで、以前に「ロバロバ」がカフェギャラリーをしていたあとだ。ロバロバさんは、おれの連載も載っている美術系同人誌『四月と十月』も扱っていたが、2010年5月に閉めて、山口の方へ移った。そうやってあちこちを渡り歩いているご夫婦らしい。なんでも住んでみたい一軒屋があったので、引っ越すことにしたと聞いたが、ご主人が植木や植栽の職人さんだそうで、傍から見ると気軽に移って行けるらしい。

芝生では、太田尻家と客というか仲間たちの「するもの シルクスクリーンによるグッズ展」をやっているのだ。太田尻家の智子さんが、よくシルクスクリーン印刷でTシャツなどを作っていて、おれも2着ほど持っているが、彼女の指導のもと、デザインなどを仕事にしているがシルクスクリーンは初めてという人たちが、制作に取り組んだ。

経堂駅から、さばのゆの前を通るついでに、開店前の須田さんに「あとで来るよ」と挨拶。すずらん通りに出て太田尻家の前を通る。ドアのガラス越しに家長が仕込みをしているのが見えた。開店前はてんぱっているから声をかけずに通り過ぎる。

芝生に入るのは初めてだ。ロバロバのあとをそっくり居抜きで借りて使っているようで、細かくは変わっているのかも知れないが、ほとんどそのままに見える。その空間に、Tシャツやバッグや小物など、いろいろなシルクスクリーンものが、たくさん展示されていた。なかなか楽しい。なんていうか、「専門家」のキッチリ計算されつくされたシルクスクリーンにはない、自由な面白さがある。

もちろん売っている。おれは、智子さんの「宇宙人デコー」のTシャツを買った。妻は別のものだったが、これが偶然にも芝生のご主人が制作したものだった。どちらも、なかなかよい。

19時口開け早々の太田尻家に入る。あとはゆるゆる話をしながら、家長の料理を食べ飲むだけ。智子さんも「出勤」し、長いすのクッションのカバーを夏向きに替えた。そこで店内の写真をパチリ。落ち着く店内だ。ここで街の人たちがゆっくり楽しく飲み食いするうちに、交流が深まり、今回のような展示やら、レシピ集などの小出版が生まれている。いいねえ。

そういえば、芝生のご主人も太田尻家に客で来ているうちに、太田尻家の客でもあったロバロバさんの引越しを知り、あとに入ったのだった。太田尻家が開業したころは、銭湯がなくなったり、さびれる一方だった通りは、しだいに持ち直し、いまではいろいろな小さな店が出来て、にぎやかになった。

生ビールで始まり、出羽桜を飲んでいるうちに酔いが深まる。

21時半すぎごろだったか、太田尻家を出て、さばのゆへ。この日はなんのイベントもなく、須田さんが、2人の方と打ち合わせのような何か話をしているのに加わり、生ビールを一杯飲んで、ほどよき酔いと電車の時間。

新宿で、湘南新宿ライナー宇都宮線の最終に乗って、酩酊帰宅。

芝生のサイト
http://shiba-fu.com/index.html

太田尻家のサイト
http://www.ne.jp/asahi/ootajiri/ke/

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