故郷六日町の大阪屋食堂が今月で閉店。
『大衆食堂パラダイス!』にも登場する、おれの故郷、南魚沼市六日町の大阪屋食堂が今月で閉店する。一昨日、フェイスブックで知った。
去る7月、2012/07/04「祝・故郷の大阪屋のかあちゃんが100歳!」に、おれが高校のときお世話になった大阪屋のかあちゃんが100歳を迎えたことを書いたばかりでもあり、突然の閉店ニュースにおどろいた。
考えれば、かあちゃんの息子さんである、いまのご主人は、たしかおれより6歳ほど年上のはずであり、そろそろ引退なのかと思いながら、おれと同じ齢のご主人の妹にメールをして確かめた。
すると「もう限界」という返事があった。「高齢化」する個人経営・家族経営が抱える困難が、言葉少なに語られており、その悲痛が伝わった。
ほかにもおれの身近に増えているのだが、介護と介護しながら生活するための営業の負担で、家族の身体が壊れていく。そうなりながらも「限界」までがんばらなくてはならない。介護は美しい物語になるが、生活の現実は残酷だ。
それはともかく半世紀以上つづく地元人気店の閉店だから、田舎町とはいえ、大混雑しているらしい。
とにかく、近いうちに訪ね、100歳のかあちゃんにも会っておこう、と思っている。
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