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2012/10/14

成田一徹さん、逝く。

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まだまだ、これからの活躍がたのしみだった、成田一徹さんが逝かれた。

今日の午後、ネットで、この訃報にふれ、ほんとうか?と思ったが、古典酒場のブログでも報じられていて、まちがいないことだった。「本日(10月14日)の午前10時54分」の逝去だそうだ。
http://ameblo.jp/kotensakaba/entry-11379304149.html

享年63、は確認してないが、とにかく、おれより若く、それぐらいの齢であることは確かだ。最近は特に、おれより若く、活躍されている方が逝かれると、すごく切ない。

しばらくボンヤリして、思い立って瀬尾さんに連絡した。こういう突発のときは知人で話ができる人と話し、落ち着きたくなる。瀬尾さんも突然の訃報に驚いていた。まったく、言葉もない。

成田一徹さんといえば、牧野伊三夫さんがアートディレクションと絵をやっていたサントリーのウイスキーボイスが思い出される。表紙もよかったが、成田さんの本文最初の見開きページに連載の「バーの愉し味」、バーテンダーの切り絵と文章もよかった。比較的、影である黒が基調のことが多い切り絵で、しかも成田さんが描くバーの雰囲気は、テーブル、グラス、酒にまで、その基調に味わいがあったが、そこに白い「制服」のバーテンダーを上手く描き出していた。これには、静かに感動した。

まだまだ活躍できる方だったのに、残念。

合掌。

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