路地と人@神保町で練りモノ飲み会。
昨日の5日は神保町の路地と人で、練りモノ飲み会だった。
この企画、一ヶ月ぐらいまえだったか、青森の八戸にいたと思ったアキリカさんからメールがあって始まった。そのときは、もう彼女は八戸から東京にもどり瀬戸内海の島を移動していた。
「私が慌ただしいのは常日頃のこと」ってメールにもあったが、ほんにその通りで、ま、移動がないだけで慌しいのはこちらも同じ。移動中のアキリカさんと何度もメールのやりとりをやっているうちに、おれがスケジュールを間違えてしまい、ようやっともうこの日しかないと決まったのが、前々日だった。
路地と人のメンバーも都合つくのは言水ヘリオさんだけってことで、最少3人でもいいじゃないか、ということだった。アキリカさんが練り物の入ってないおでんを用意し、それぞれが練り物と酒を持ち寄ることにした。
おれは、揚げたてでそのままでも食べられる練り物と車麩を買った。車麩は、「ちくわぶ問題」のために買ったのだが、新潟の車麩のように野性的でガンジョウなものが見つからず、厚さも薄く粉も細かくお上品そうなものを、これじゃちくわぶ問題に役に立たないナと思いながら、無いよりマシかと買った。
18時半スタートなのに17時半に着いてしまった。アキリカさんは買い物に出かけたらしく留守、おでん鍋が煮えていた。事務所にいた言水さんに声をかけ、買って行った練り物を食べながら飲み始めた。ちくわぶと、まるで関係ないけどコンニャクの話しになった。
で、結果的に、トツゼンの開催であるにも関わらず、10人ぐらい集まった。酒も練り物も、いろいろなものが集まり、初めて見る生麩や酒もあった。初対面のひともいた。なかには、一年間滞在したキューバから帰国すぐ名古屋へ行き東京へもどってすぐ仙台、とんぼ返りで路地と人に着いたという沖縄の女子もいた。
アキリカさんもそうだが、今宮本常一みたいな活動で、イチオウ美術系ということであるけど、ダイナミックかつワールドワイドに動き回り、表現手段にはこだわっていないというか、さまざまな表現法にチャレンジしようというのか、そんなひとたちが今夜路地と人で出会ってまた散っていくひと時といった感じで、話していて大変よい脳みそのマッサージになった。
いろいろな酒があったので、ツイ飲みすぎた。練り物もたらふく食べた。車麩のもどしたやつをフライパンで焼いたのが、意外にうまくて驚いた。この夜、新たに路地と人のメンバーになる女子の、何をやりたいかの話も面白かった。キューバ、ラテンの様子、とくにアートをめぐる状況も面白かった。宇都宮線の終電で帰宅。
アキリカさんは、来年早々から拠点を瀬戸内海の島に移す。ま、東京に住居があったところで、あまり東京にいなかったのだけど。運がよければ、来年2月八戸で会えるか?井上貧困美術家ともまた飲みたいものだ。
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