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2012/12/27

クリスマスは、今年最後の打ち合わせ。

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25日火曜日。15時半に、須田さんと新宿南口の長野屋食堂で待ち合わせ。ダミーを見せてもらい、打ち合わせ。あれこれ練ってきた企画が、いよいよカタチになり始めた。ビール飲んで、めし食って、写真撮って。のち、ション横へ移動。

あれこれオシャベリしながら飲む。消費税対策で会社を解散しちゃう例もある(零細経営では会社メリットがなくなるから)とか。ネットプロモーションでの集客の定着率とか。相続で変わる街とか。笑い話もたくさん。簡単には「不況脱出」とはならんよ、なにしろ消費税増税が重過ぎる、来年は、さらに動きが激しくなりそう。

18時近くに別れて、中野へ。火曜日は、やどやゲストハウスのワンコインディナーパーティーがあるのだ。久しぶりの参加だが、今年最後だから丁度よい。酒など買って行く。着いたら、みんなで料理を作ったり盛り付けたりしている。クリスマスと重なったワンコインディナーパーティー、にぎやかに開幕。

ジャックダニエルのガロン瓶、焼酎の一升瓶、ワイン、清酒などがずらりと並び、ジャックダニエルのコーク割を飲む人も。若い旅人たちは、何でも愉快に飲む。ボスが作った、「味噌スープ」は「アラ汁」で、大人気だった。

クリスマスからは、一年中で一番混雑し忙しい、やどやゲストハウス。大晦日の年越し蕎麦に続き初詣のイベントがある。初詣は、ぐちゃぐちゃ混みあうだけの神社は避けて、地元の中野の、しっとりしめやかな初詣を案内する。それが、バックパッカーたちにとっては、よい旅の記念になる。とてもよろこばれるようだ。

やどやは、マネージャーの女将をはじめ、若い人たちで運営されていて、現場のスタッフは外国人の女子が多い。みんな素晴らしい人たちだ。それに、女将たちとも話したのだが、やどやを利用する最近のバックパッカーたちは、とてもいい感じだ。

21時すぎ、ボスとまりりんと脱け出して、近くの蕎麦屋へ。こうして途中で脱け出しても大丈夫なほど、よいスタッフが揃った。

清酒を飲みながら、なんとなく飲み~ティング。このあいだの飲み~ティングでも話し合われた「ごくつぶし(ぐうたら)プロジェクト」など、新しい取り組みが始まる。話しているうちに、別の新しいプロジェクト案が浮上。とりあえず「暮らしの手帖風」ってことにしておこうか。

去年の3月11日以後は、泊まっていた客も急いで帰国し、宿泊客がいない状態になった。零細経営のやどやゲストハウスはどうなるかと思った。思い出しても、ゾッとする状態。現場は、本当に大変だった。

とても大変な苦労をしながら、なんとか持ちこたえ、いまは前以上に力をつけて、頼もしいかぎり。あの大震災は、「被災地」だけでなく、いろいろなところに傷跡を残し、それを克服しながらの営みが続いているわけだけど、やどやは一段とたくましく成長し、開き直った不屈のごくつぶしプロジェクトへ向かう。

あははは、「ごくつぶし」ってのが、やどやらしくて、いいのだな。そのココロは、しだいに明らかになるだろう。これぞ、やどやが主張する「旅人文化」の真髄。

なーんて、ホロ酔いながら、話し、思った。これも、小さいながら、大震災の傷跡からの「復興」の一つに違いない。一歩、一歩、一つ、一つ。一元的な原理による無欠点解決策なんて、ないのだ。それに、みんなが高度完全無欠を求めているわけじゃない、もっと違う「高度完全無欠なんて息苦しい~」な価値観の生き方だったある。

終電一本前、東大宮24時ごろ着の電車で、泥酔帰宅。

各国のゲストたちとクリスマスパーティー記念撮影。…クリック地獄

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