10月7日発売『大衆めし 激動の戦後史』(ちくま新書)の見本刷りが届いた。
今日、午前中に、ちくま新書から10月7日に発売の『大衆めし 激動の戦後史:「いいモノ」食ってりゃ幸せか?』の見本刷りが届いた。なにしろ今回は、三校でも、けっこう直しを入れたので、まちがいがないかドキドキものだった。
まずは、チェック。
ザル目のうえ、もう何度も見慣れてしまっている、自分の目で見たかぎりでは、表現上の問題はたくさんあっても、まちがいにあたるものは見つからなかった。まあ、よしとしよう。
カバーの表紙には、「まえがき」からの抜粋がある。「…70年代以後、これほど「うまい」「健康によい」「安全な」「いいモノ」を求めて、全国民的に右往左往したことは、かつてなかった。「いいモノ」は見つかったのだろうか。「いいモノ」を追い求めて、忘れたり失ったものはないか。…」と。
カバー折り返しの、出版社の方が書いてくださった要約は、「現代の大衆の食や料理を語るなら、この一冊を読んでからにしろ!」で終わっている。そういうこと。
腰巻には、「日本の「食」の構造的な変化の中で自分の「めし」のことを考える。ありふれたものを、おいしく!」。
もくじなどは、下記をご覧ください。
2013/09/14
『大衆めし 激動の戦後史』のもくじと、「まえがき」「あとがき」の書き出し。
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