東京新聞「大衆食堂ランチ」27回目、下高井戸・さか本そば店。
先週の第三金曜日16日は、東京新聞に連載の「エンテツさんの大衆食堂ランチ」の掲載日だった。
今回は、下高井戸のさか本そば店。すでに東京新聞のサイトでご覧いただける。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/gourmet/lunch/CK2015011602000201.html
そこにも書いてあるように、かつてそば屋といえば「大衆食堂的そば屋」や「そば屋的大衆食堂」が多く、いわゆる通文化に支えられた「職人仕事」を気取った店とは違う、家庭的雰囲気のものだった。
そういうそば屋が、何軒も残っているのだが、地元の方の推薦もあって、まずは、この店にした。
客席が100ほどあって、メニューも豊富だし、飲んでいる人もいたが、「飲み屋化」はしてない。清酒は真澄とビールだけというあたりに、そのことがよくあらわれているようだ。
とにかく、ほかの客が食べているものを見ても、どーんとタップリ食べて欲しいという店の気持が伝わってくる感じだった。
下高井戸には、下高井戸シネマがある。駅から歩いて2,3分圏内に、本屋と映画館と大衆食堂があるなんて、いいじゃないですか。うらやましいね。
ちょいと休みのときには、本屋をふらつき映画を見て大衆食堂でくつろぐ。おれが下高井戸に住んでいたら、そうするだろう。これは、過去の昭和の生活ではなく、これからの望ましい暮らしとして考えることだという気がした。
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