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2015/03/16

「清龍新酒祭り」から、4月4日「川の東京学」へ。

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14日の土曜日は、毎年恒例、蓮田の清龍新酒祭りへ行った。この祭り、5、6年前に初めて行って気に入ってしまい、毎年行っているのだが、年々参加者が増えて、出店も増えたし、スゴイことになっている。

清龍酒造は、蓮田の駅から歩くと20数分かかり、以前は1時間に1本ぐらいの路線バスを利用するか歩くかだったが、一昨年からは無料送迎バスが導入され、これが今年は1時間に3、4本も往復するのだ。

近ごろの祭りやイベントは、「大衆的」なものは、何もかもTDR化し、なにがしかのキャラなど、「仕掛け」ばかりが派手で目立ちがちだし、気どったものは、「文化」「アート」ぶったいやらしさがプンプンなのだが、この祭りは、そのどちらでもない。

押しつけがましさ一切なし。宣伝や商売っ気はないし、いわゆる「企画」された派手な演出もないし、なにかに煽られたりコントロールされている感じもない。わさわさ集まった人たちが、好き勝手のびのび、だらしなく飲み食いし楽しんで騒ぐ、その「ほったらかし」がよいと思う。生活臭をまとったままの素朴な田舎の祭りという感じ。蓮田という土地柄もあるのだろう。

ワレワレ野暮連は10名の参加、12時半に蓮田駅集合、12時40分のバスで13時までには会場に着いた。小岩の2人が少し遅参だったが。今年は、タダ酒ばかりに群がっていないで、あれこれ出店のつまみを買い、純米酒一升瓶2本と4合瓶などを空け、15時過ぎまでタップリ飲んだ。

会場で、思いがけず、都内から初参加のT川夫妻に出会い、一緒に飲んだし、昨年会場で出会った地元の母娘とも再会し、昨年は娘は19歳で飲めないから早々に帰ってしまったが、今年はめでたく20歳だから母娘で大宮のいづみやから三悟晶の二次会、三次会にまで付き合ってくれた。そんなふうにジワジワ地元付き合いが広がるのも楽しい。

三悟晶を出たのは何時だったか、とにかく、予定通り、泥酔記憶喪失帰宅だった。

終わったばかりなのに、また来年が楽しみの祭りだ。

さてそれで、野暮連の次のイベントは、4月4日(土)の「川の社会学」あらため「川の東京学」だ。この企画の発端になった、山本周五郎『青べか物語』の地=浦安を、フィールドワークする。

この日を選んだのは、ただのフィールドワークじゃツマラン、やっぱり酒が大事だと、どこかで花見でもしながら外飲みをやろうというコンタンから。

イチオウ、外飲みのあとは、どこか酒場へも行こうと、飲む気マンマンの計画になるはず。ま、野暮のやることだから、テキトウまじめだね。

集合時間など、詳しいことは、後日告知。

先日、トークの相棒の有馬洋平さんが北浦和まで来てくれて、3軒ハシゴしながら、この企画について、アレコレ話した。その結果、すでに1回やった「川の社会学」を「川の東京学」にあらためたのだけど。これは、おもしろくなります。

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