東京新聞「大衆食堂ランチ」29回目、南行徳・丸平食堂。
先週17日は、第三金曜日で、東京新聞に連載の「エンテツさんの大衆食堂ランチ」の掲載日だった。すでに、東京新聞のサイトにもアップされているので、こちらからご覧いただける。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/gourmet/lunch/CK2015041702000190.html
今回は、4月4日に行われた、「川の東京学」浦安フィルドワークで歩いて、最後に寄った大衆食堂だ。
南行徳駅は地下鉄東西線で浦安のつぎ、市川市になるが、市川市の中心は北部の総武線市川駅を中心としている関係もあり、南の行徳地域は、地理的経済的には、浦安と同じ地域をなしていると言ってよい。
実際に、浦安と同じように、古くは漁業、しだいに工場が増え、この食堂が開業した40年前ごろから、東京のベッドタウンへと変貌していく。
現在は朝8時からの営業だが、以前は7時からであり、かつて朝から働く労働者の町だった片鱗を残している。それに、前の道路は交通量も多く、トラックなどのドライバーの利用も多かったようだ。
たばこの対面販売が残っているのもめずらしい。それはともかく、「洗練」というと、なんだか「都会的洗練」がアタリマエのようになっているが、そうではない洗練があるわけで、それはおそらく人格が関係するのだろう。
うわべは都会的に洗練されているように見えても、人間としてはダメ、というのとは逆の存在。つまり、見かけは都会的からは、はるかに遠いが、洗練がある。そういう店。そこには必ず、また会ってみたい人がいる。
ところで、ついでながら、「川の東京学」トーク編その2は、ゴールデンウイークの真ん中、5月4日、野暮酒場です。時間など決まったら告知しますんで、よろしく。
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2015/04/09
4日の「川の東京学」浦安フィールドワークは、大いに楽しく有意義だった。
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