押上、曳舟で泥酔。
昨日は午後3時に押上駅集合でガッチリ飲んだ。そもそもは、押上の住人となったK女と、しっとりデート飲みをする話のハズだったが、S女とO女が加わり、しっとりどころか姦し飲みになった。
押上、曳舟と書いたが、住所では、向島、東向島になるだろう。押上駅から、かつてよく足を運んだ墨田中学の前を通り、ひさしぶりの水戸街道周辺。
午後3時開店早々の大衆酒場は、おれたちだけ。ビールのあとは、酢橘サワーをグイグイ、そして陸奥八仙と田酒をグビグビ、姦し姦し。いやあ、明るいうちから飲むと、気分爽快、酔いもまわる。6時ごろまでいたか。ハムカツ、レバカツ、ポテトサラダ、シメサバ、赤貝…。赤貝を食べながら、エロ話をしていたな、姦し姦し。
つぎの店へ行く前に、すぐ近くの隅田川に出て、桜橋の近くの川岸で夕涼み。風流だねえ。土手から突き出したように見えるスカイツリーの天辺あたりだけというのは、ヘンなものだ。
川を見ると、「川の東京学」が頭の中でチラチラする。この桜橋の上手近く、上の写真の右手の岸には、かつて船着き場があって居酒屋を営業する船が係留されていたのだが、1999年に石原慎太郎が都知事になったのち撤去されてしまった。
01年の5月ごろには、まだ係留されていた船着き場の残骸だけが残っていて、写真を撮ってザ大衆食のサイトに掲載してある。
http://homepage2.nifty.com/entetsu/sagasimono.htm
さて、それで、少々歩いて、曳舟近くの大衆酒場へ。ここまで歩いていくうちに酔いは、さらに深まり、ほぼ満席状態の店で、何を飲み食べたか思い出せない。古い渋い店なのに、トイレだけが、ばかに広くきれいで、便器に腰をおろすと前に金魚の水槽があったのだ、それを写真に撮ったのは、覚えているし携帯に写真が残っていた。
いったい、何を食べたか何を飲んだか記憶のない状態というのは、おれの人生なのだろうか。だけど、そういうことは珍しくない。失われた人生の時を累計すると、けっこうな時間になるだろう。「失われた」と見ればマイナスかも知れないが、姦し女3人と酒場にいたという事実は残るわけで、必ずしもマイナスだけではない。ということにしておこう。
何時か知らないが家に帰ったら、手にコッペパンが3個入った袋を持っていた。どこかの駅で別れるときにS女からもらったような気がする。
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