『大衆めし 激動の戦後史』にいただいた、お声、その7。
『大衆めし 激動の戦後史』に対する評価は、読んだ方の食文化や料理文化そして生活への関心の持ち方と度合が、わりとはっきりあらわれる。
とくにおれの文章は変化球を多用するから、その読み方のあらわれぐあいは、また一冊の本が書けるぐらい面白い。さまざまなレビューを集めて見ると、いまの食文化状況が見えてくるからだ。
そして、発売時より時間がたってからの読者のほうが、ハヤリの情報に流されない、食に対する自らの関心にもとづいて深い読み方をされるので、それを読んで、また別の意味で一冊書けそうな気になる。
久しぶりにサーチしてみて見つけた、このレビューは、そういうもので、当ブログに掲載した評者からの引用や、『大衆めし 激動の戦後史』に引用した本などにまでふれ、とくにほめそやすわけでもなく、表現方法がどうのこうのでなく、内容を把握し要点をまとめ充実しているので、ありがたい。
こういうレビューを書いてくださる方が増えると、出版文化にとってもプラスになると思うね。
もちろん、本の内容に関係ない中傷のような酷評や、見当違いのどうでもよいようなレビューも、けっして無駄ではなく、ありがたいものだけど。
というわけで、こちらを、是非ご覧ください。
muse-A-muse 2nd
覆水梵に還る
遠藤哲夫、2013、「大衆めし 激動の戦後史」
http://muse-a-muse.seesaa.net/article/425007585.html
今日から一週間は、いろいろ、忙しい。
当ブログ関連
2014/05/27
『大衆めし 激動の戦後史』にいただいた、お声、その6。
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