非公式物産展【キッチンうろ覚え】アフリカ旅行編trial&errorの日。
13日の日曜日は、前の日曜日に行われたlecture&meetingに続いて、実際に料理を作って食べるtrial&errorが行われた。会場は、同じ、荒木町のアフリカンバルtribes。
おれは14時ごろ会場に着いた。会費500円を払う。非公式物産展の大村みよ子さんは、前回のlecture&meetingのテープ起こしを徹夜して6ページにまとめ、資料として配布。これは、よい資料だ。おれは、前回の様子をこのブログに書いたけど、記憶だけで書いているから間違いがあり、、野暮酒場さんのアフリカ滞在が3カ月のところを1カ月半と書いたりしている。
調理人の3人は、すでに調理場で作業をしていた。まずはビール。この前は売り切れになっていた、モロッコのカサブランカ。店内は少し蒸し暑いから、テラス席に陣取り、飲みながら、その資料を見る。いい気持だ。
まず出来あがったのは、rezzyさんによるセネガルのプレヤッサ。鶏肉、玉ねぎ、長粒米、マスタード、レモン、黒こしょう、油。
見た目は黄色く、タマネギと鶏肉のカレーといった感じだが、カレー料理ではない。食べると、じつに素朴な味わいのなかに、マスタードの味が漂って、なかなかいいアンバイなのだ。
調理場は狭いから、一度には作れない。つぎは、野暮酒場さんのアジフライぶっかけめし。モザンビークで食べたものだ。この日、材料を買った近くのスーパーの中アジはブランド物しかなく高いので豆アジを使った。そのほうがよかったと思う。豆アジの内臓をとり、3つにぶつ切りにして素揚げ。骨まで丸ごとカリッと食べられた。
使用の材料は、アジ、長粒米、玉ねぎ、トマト、パクチー、青唐辛子、ターメリック、ココナッツ缶、レモン、塩、こしょう。ターメリックライスは、最初はココナッツを使わず、2回目は使ってみたものを食べた。ココナッツを使うと、まろやかなタイ料理の味わいという感じになった。
それはまあ、タイ料理とココナッツミルクという刷り込みがあるからで、食べ物のイメージは、ずいぶん知識や情報に支配されているということだ。
ricoさんは、アメリカにステイ中に食べたチキングランナッツシチュー。ガーナ料理で、使用の材料は、鶏肉、ピーナッツバター、玉ねぎ、マギーブイヨン、塩、こしょう、トウガラシ(粉)、にんにく、しょうが、トマト缶。
濃厚かつスパイシー。バケットが二切れついてきたので、これをちぎってシチューに入れて食べた。パンをちぎって、カレーやシチューのなかに入れて食べるのは、以前、スリランカ人に教わったのだが、これがなかなかよい。ま、パンのぶっかけめし的食べ方ですな。
自分はアフリカ料理にどんなイメージを持っていたのだろうか。なんだか、やはり、「文明」から遠い「野生」をイメージしていたのだろうか。考えてみても、わからない。記憶は、変化しながら人からひとへと伝わり、滞留し、あるいは流れていく。料理は、食べたら無くなるけど、記憶や記録をもとに再現される。再現されたものは、完全なコピーであることのほうが、珍しいだろう。つまり、再現された時点で、再現した人の料理になる。キッチンうろ覚えは、その変容と受容の現場にいるようだ。そんなことを、あーでもない、こーでもない考えながら食べるのも、面白かった。
とにかく、こんどは、マスタードを使った料理をやってみようと思った。ターメリックライスもやってみたい。
2時から、どれぐらい飲んだか、ビールにワイン、かなり飲んだ。そして、夕方5時ごろまでだったかな、そのあとは、野暮2人と前回同様、四谷新道の竜馬へ。野暮1人が加わり、またまたかなり飲んで、もう記憶が失われかけたころ、片づけを終えた野暮酒場さんと非公式物産展さんが加わり、お疲れさまでした~。
どうやら22時近くまで飲んで、泥酔記憶喪失帰宅だった。
翌日、きのうだが、二日酔い。しかし、13時から東大宮で飲むことになっていたから、出かけて、たぶん18時ごろまで飲んだのではないかと思う。もうヨレヨレ。その件は、また。
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2015/09/08
非公式物産展【キッチンうろ覚え】アフリカ旅行編lecture&meetingの日。
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