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2015/11/24

店の柄。

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「人柄」という言葉がある、「生活の柄」という詩がある。町や街にも柄があるし、店にも柄がある。

「柄」ということについて考えている。

柄というのは、「よい」「悪い」では、いいあらわしようのないことが含まれている。かりに「柄が悪い」にしても、それが魅力であることも少なくない。たとえば、「猥雑な柄」などは、とかく「柄が悪い」といわれたり「下品」といわれるが、それだけじゃすまされないものがある。

さまざまな柄で、この世は成り立っている。どっちが上か下かではない。柄というのは、深いなあ。

味覚というのは、柄のことでもあるだろう。品ではない柄だ。

柄をちゃんと捉えているか。

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