「ザ大衆食」のURLが変わりました。
「ザ大衆食」のサイト、niftyが現在のサービスを9月29日に終了するので後継サービスへの移行を、ってことなので、移行した。めったに更新してないから、どんだけ見ているひとがいるか知らないが、イチオウまだ続ける気なのだ。
新しいURLは
http://entetsu.c.ooco.jp/
です。
「ホームページ作成サービス「@homepage(アット・ホームページ)」は、2016年9月29日に終了します。後継サービスへの移行をお願いします。」という案内が何度もあって、ほっておいたんだが、移行しないとサイトは無くなるうえ、いまは無料のサービスが新規には有料になるというので、移行した。
こういう手続きは、ほんとメンドウだ。本当は、それほどメンドウなことはないのだが、マニュアルの表現がわかりにくいうえ、普段使いなれないカタカナ横文字やら新たなドメインやパスワードの文字列やらがあふれ、それだけで嫌気がさすのだ。
いまどきのIT慣れした人たちは、そんなことはないのだろう。ま、とにかく、ひとつ一つのステップをマニュルの通りに正確にやれば、間違えることなくできる。
しかし、このサイトのほかにも、放置状態のサイトがあるうえ、フェイスブックもツイッターもやり、メールのやりとりもあるから、それらを丁寧マジメにやっていたらインターネットに関わる時間はばかにならない。
おれは、もともとモノグサだし、インターネットを真剣に有益に利用しようという気はなく、野次馬根性の遊びでやっているので、気の向くままだ。
ほったらかしのことも多く、ツイッターやフェイスブックなどは、うっかりしているとあるのも忘れている。
「ザ大衆食」のサイトは、更新するのに、けっこう根気がいるから、体力勝負という感じだ。齢と共に、放置状態が長くなった。
でも、インターネットは、いい世界だと思っている。
紙メディアの世界は、歴史が古いのと日本の役人業界と学術・文学業界あたりを頂点とする文字文化(活字文化)の独特の発展もあり、権威主義と権力主義の巣窟になっている感じがある。
ちかごろは「リトルプレス」といわれたりする個人発行のメディアも増えているようだけど、「誰でも自由に発信」ということではハードルが高い。そのハードルに囲われて、編集者もライターも成り立っている。そのうえ「流通」のこともあるが、それは置いておこう。ようするに、イチオウ、メディアとしての「公平」を装っているが、相対的なものでニンゲンによりけり、業界体質は中世みたいなものだ。
その世界の人たちをツイッターあたりでよく見かけるが、衣の下のヨロイのような野心があらわになっていることがけっこうある(もちろん野心があってのことだが)、「公平」の欺瞞もあらわになる。つまり、その世界での生態を、そのままツイッターなどに持ち込むからだが、それはそれで面白い。
インターネットは、システムとして、人間をフラットにおく。すると、リアルにはフラットな関係ではない人間模様が、表出する効果があるらしい。インターネットは、いろいろなことを可視化するのだな。
ちかごろ面白いのは、ツイッターとフェイスブックの関係だ。おれは両方、テキトーにやっているのだが、ツイッターをやっているひとで、あからさまにフェイスブックへの嫌悪を示す人たちがいる。そして、フェイスブックへの嫌悪が、フェイスブックをやっている人たちへの嫌悪になっていることも、少なくない。この逆の現象は、おれは見たことがない。
ツイッターもフェイスブックも、たかだかツールにすぎないのだから使いようなのに。クリエイティブ精神より何か感情的な好き嫌いが先に立っているようだ。
ひとは、自分のワガママを、「正しさ」や「真理」などに普遍化して押し通したがる。ってことか。
インターネットの世界も、「パワーブロガー」という人たちがあらわれたりで、それほど権威や権力と無縁というわけではないんだが。その生態は、紙メディアより割りとあらわであるから、なかなか面白い。
と書いていると、URL変更の告知がデレデレ長くなるからやめよう。
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