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2017/04/09

『dancyu』5月号で春巻サクサク。

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去る6日発売の『dancyu』5月号は、表紙肩に「春にして焼鳥を想う。春だから春巻と春雨が恋しいの?」のフレーズがある。第一特集が焼鳥で、第二特集が春巻と春雨なのだ。

おれは表参道の「青山蓬莱」と新小岩の「東京はるまき」を取材して書いた。

『dancyu』で書くのは、昨年の11月号以来だが、その11月号では東大前菱田屋の焼売を取材したのであった。

中華の点心というと、餃子、焼売、春巻に「三大」がついてもおかしくないほど人気だと思う。しかも大衆食といって差し支えないだろう三品だ。

011しかし、おれ的には、春巻は餃子と焼売にかなり水をあけられている。中華料理店に入って餃子と焼売と春巻があれば、餃子と焼売のどちらかか両方を頼み春巻が一緒のことはない。ま、人数がいるときは、春巻もね、となるのだが。

だから、編集さんに、「東京はるまき」という春巻専門店しかもテイクアウト専門店があると聞いて驚いた。「成り立つの?」というのが、最初の正直の感想だった。

「青山蓬莱」には、2度ほど、昨年秋にも行ったことがあるが、春巻は食べたことがない。

そんな調子で取材に向かった。

いやあ、原稿に書いたけど、これまでの春巻に対する自分の態度を反省した。

今回は、広告文のような書き方になっている。チョイとへんなところもあり、まだ修業が足りない。でもまあ、この春巻を食べに行ってみたくなるでしょう。

おれはときどき小岩の野暮酒場へ飲みに行くので、こんどは新小岩で途中下車しても、みやげに買うつもりだ。

それはそうと、餃子、焼売、春巻とも、「包む」料理であることが面白い。生春巻は別だが、家庭で作るとなると、それなりに手間がいる。なので外食やテイクアウトが頼りになるということがあるようだ。

でも、「包む」料理は楽しい。春巻の簡単なやり方も知ったので、こんどはウチでやってみる。

本誌を読んでくださいね。あまり知られてない春巻や春雨に関する知識やレシピの紹介もある。

当ブログ関連
2016/10/12
『dancyu』11月号で駒場東大前「菱田屋」の焼売。

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