「作品」という「症例」。
「作品」のことを「症例」といったのは、たしかナンシー関だったと思う。
あるいは「作品」を「症例」として見ることについてだったかも知れないが。
とくにエッセイや批評のたぐいは、症例として見た方が、はるかに理解がすすむような気がする。
小説もそうだな。
論文や論評や論考のたぐいは、もう症例そのものだ。
「作品」だとエラそうにしている「作品」などは、「症例」そのものだ。
人間のなすこと、すべて「症例」として見た方がわかりやすい。
もちろん、このブログに書いていることは、すべて「症例」だ。
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