守り。
一昨日17日の金曜日は、今年初めて東京へ行った。石田千さんと牧野伊三夫さんのトークのために、10年に一度行くか行かないかの神田の東京堂書店へ行ったのだ。
『窓辺のこと』(港の人)の出版記念トークで、石田千さんが著者で牧野伊三夫さんが表紙の絵と挿画を担当している。会場には来ていなかったが、有山達也さんが装幀で、港の人の上野さんが最後のあいさつで言っていったように、3人の友情が詰まった本ということだ。本は会場で買った。
都内へ行くのは億劫になっているし、おれは文学だの文芸だのという場に馴染みがないし(東京堂書店も敷居が高くて近寄りがたい)、パスしようかなと思っていたのだが、昨年末のHBギャラリーでの牧野さんの個展のとき、上野さんが(参加者が集まるかどうか不安らしく)心細そうに何度も「来てね、来てね」というもので、ま、数のうちと思って参加した。
19時からだったが、どうせ東京へ行くのだからと、アメ横で立ち飲みを二軒はしご。冷え込んでいたので、二軒目で熱燗コップで二杯も飲んでしまって、すっかりいい気分で会場に着いた。
トークのあとは、アンチヘブリガンで打ち上げ。千さん差し入れの「菊姫」がうまく飲みすぎ、かなりひさしぶりで終電にギリギリ間に合って帰って来た。
そーいうことをしてしまったので、昨日はグッタリ。はあ、トシだねえ。今日は、今年一回目のわめぞみちくさ市で、行くつもりでいたのだが、疲れがとれず、パスしてしまった。情けねえ~。そういう「守り」の日々が多くなるのだろう。
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