MRI検査、体重7キロダウン。
昨日は、MRI検査ってやつだった。11時までに受付をすまし、放射線科で待機、11時半頃から検査になった。MRIは初めて。先日は、やはり初めてのCTスキャンをやった。どちらも機械的なSFの世界のようで、とくに感動はない。そのうちに、こういう機械で検査と治療の両方ができるようになるのかなあ。
体重を測ったら60.5キロだった。1月には67キロあったのだが(ここ30年~40年ぐらいずっと)、2月3月で急激に減ったことになる。出ていた腹は素直にたいらになり、身長が172センチだから、ちょうどよい感じなのだが。
今日、地元の居酒屋でランチを食べながら(ビールも飲みながら)久しぶりに新聞を読んだ。
新型コロナウイルス対応で、「緊急事態宣言」が近いことを十分におわせる紙面だった。「地ならし」というわけだな。
「緊急事態宣言は「都市封鎖」ではない」とか、「緊張感を持とう」「一人一人の行動がみんなの命を救う」とか、テレビの人気者らしい連中を使って、みんなのカクゴを迫っていた。
読みながら、むかし参加したオペレーションズ・リサーチの研修を思い出した。
この方法で得た政策を日本の「群衆」に適応するときは、入念な準備が必要ということだ。ようするに、日本人は基本的に「論理的思考」に慣れていないし、ドラスチックな変化にもなれてない、だけど権威や権力に対しては比較的従順だから、そのあたりを考慮に入れた計画が必要という議論があった。
いま、支配者やマスコミは、そういうセンで動いている感じがした。
「現金給付1世帯30万円」というアドバルーンも、そのセンのものだろう。
新型コロナウイルスに対する「不安」というのは、いろいろだろうが、ウイルスに対しても感染対策に対しても、「いまの生活が失われる不安」が最も一般的なのではないかと思う。そういう心配のあまりない人たちは、「自分の生命」と「愛する人の生命」のためなのだろうけど。
だから、「30万円」が打ち上げられ、ものをいう。
ま、コトは、それほど単純ではないのだが、「自粛要請」などで、「悪と戦う」「みんなのため」という、できるだけ単純な判断が通りやすい状況に至りつつあるようだ。そして、「当面休業」など苦渋の決断をした経営は、「いいね!」を浴びる雰囲気まで出来上がっている。休むのが当然のような。この「空気」「同調圧力」を促進する人たちも多いし、ほぼ飼いならされ「地ならし」ができて、「非常事態宣言」になる。という感じでしょうかね。
しかし、まだその先がある、ジレンマは続く。
おれの体重は、どこまで減るのだ、まだ先があるのか。
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