思いつき…「レシピのいらない料理」
いま「カレーライス」をつくりながら「レシピのいらない料理」というのを思いついた。
「カレーライス」はよくつくる。月に1回以上ぐらいのことだが。
ふりえってみると、ずいぶん「カレーライス」をつくってきたが、二度と同じものがつくれない/できない。だいたい、何かのレシピ通りにつくるということはないし、自分がつくったレシピも残してない。いつも、かなり気分しだいの出たとこ勝負だし、一発で決まらなくて取り繕いながら仕上げることも少なくない。
「カレーライス」に限らず、毎日のように何かしらつくっているわけだけど、ベーコンエッグのようなものは別として、かなりの割合で、「ちゃんとしたレシピによる料理」からすれば、「のようなもの料理」になってしまうことが多い。
ようするに「教科書通りではない料理」とでもいうか。
そういうやり方の料理はけっこうあるはずだと思うが、世の中には「料理のレシピ」が満ちあふれている。
巷にあふれる「料理本」や「レシピ本」にケチをつけるつもりはないが、そんなにレシピが必要なのか、もっと自由に自分なりにやっていること/やれることがあるんじゃないか、「教科書通り」にやろうとすることで失うものがありはしないか、という気がしないでもない。
って書いているうちに鍋の前にもどらなくてはならなくったので、ここまで。
今日は、「寺井尚子THE BEST」を聴きながらつくっているので、それ風のカレーになりそう。どんなんだ?
2020/10/19
料理や食事と、エンジニアリングやブリコラージュ。
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