大晦日。
大晦日の21時半過ぎにブログを書いているなんて、初めてだと思う。
昨日書いた株価については、今日のネットニュースで、いくつか論評というかなんというか、解説含みのニュースがあった。
ざっと見たところ、実態経済との乖離にふれているものがほとんど。そりゃそうだろう。
もう、いまさらだが、株価はマネーゲームの反映で、実態経済なんか関係ないのだ。
「期待値」で動いている。
アレだ、どの目に賭けるか、は、どの目に期待するか、ってことであって、実にイイカゲンなのだ。
イイカゲンは、いい。すべては、イイカゲン、デタラメ、ランダムに動いている。
そのことを認めないのが間違っている。認めれば、エビデンスを大事に扱うことになる。
エビデンスも期待値も関係なく、大晦日になって「高水準」に達したのが、新型コロナウイルスの国内の感染者数。
全国で過去最多の4515人、東京都も過去最多の1337人。
なかなかすごい年末になった。
株価も感染者数も、予測をしていた人はいるだろう。
しかし、たいがいは何らかのバイアスがかかった予測だし、バイアスがかかっても当然の状況だ。
なにしろ、何もかもデタラメに動いているのだ。
ウロタエは見せてないような専門家の言動も、言外にウロタエを十分に感じさせる。
お気持、わかります。
って、知ったかぶりしちゃいけないか。
もちろん、恒例の紅白歌合戦は、ちゃんとかどうかしらないが、行われているようだ。
こうなったら、なにがあっても、「変わらない」ことに賭けたくなるのも、人情というものだろう。
混乱が深まるほど、エビデンスより期待値、なのだ。
きっと、来年は、いい年になる。さあ、はった、はった。
おれは、完治はないというエビデンスを無視して、おれの癌は治るに賭けたい。ところがだ、おれはエビデンスを無視できないタチなので、ま、来年一年、生きのびられたらいいな、という、期待値になるわけ。
これだと、エビデンスと期待値のあいだに矛盾や齟齬はない。
だけど、なんだかツマラナイな。イイカゲン、デタラメ、ランダムにのっている感じがない。
明日から新年。
冬至を元日にしたほうが、エビデンスは明快で、ナチュラルでわかりやすくていいんじゃないかと、いつも思うのだが、どうして、こうなっちゃったんだろう。
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