元旦のレターパック。
昨日、元旦の郵便は年賀状だけと思っていたが、レターパックが届いた。
差出人は伊那の田口史人さんだ。
高円寺・円盤の店主田口さんは伊那に移住し、よくわからないが、円盤&黒猫&リクロ舎の田口史人になった。
という理解でよいのだろうか。
神出鬼没八面六臂の活躍で、おれの理解をこえている。
レターパックを開けると、その活躍ぶりが、ドサッと出てきた。
新年早々、お宝の山。
30人の執筆と作品による「季刊 黒猫」2020年秋号。
ディスク4枚は、入船亭扇里の落語だ。
田口さんの、私小説らしい、『父とゆうちゃん』。
レコード語りシリーズ『青春を売った男達 小椋佳と井上陽水の七〇年代』。
そして、田口さんの初の「食」エッセイ『あんころごはん』。
『あんころごはん』の「ゲスト執筆」に、安田謙一さん、上野茂都さん、おれの名前が並んでいる。
そうそう、だいぶ前に書いた原稿だ。
「厨房が汚い食堂は料理がまずい、か?」
忘れていた。できあがったのだ。
それにしても、田口さん、あいかわらず、すごい馬力だ。
読み応え味わい、タップリつまった、「福袋」。
手紙を読むと、楽しみなことが書いてあった。
うれしい。
いい年明けをよぶパック。ありがとうございました。
伊那も行ってみたいなあ。
『あんころごはん』
黒猫・円盤店主によるはじめての「食」をテーマにした書籍
「味覚は記憶の上に築かれる。私の「美味い!」は、ここにある記憶たちによって作られた。誰にでもある食べ物の記憶たちが走馬灯のように紡がれる」
37本の食話に加えて、ゲスト執筆にて安田謙一、上野茂都、遠藤哲夫のお三方にもエッセイを寄稿していただきました。
装丁:宮一紀
挿絵:三村京子
こちらからお買い求めいただけます。
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