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2021/01/09

新しいカテゴリーをつくった。

右のサイドバーの「カテゴリー」の欄に、新しいカテゴリー「癌な生活」をつくった。

昨年末、「カテゴリー」の「リンク集」に、「2020年「癌生活」リンク集。」をつくりリンクをはったのだが、いちいちそのリンクをたどるのはめんどうなので、こうした。

それとは関係ないことだが、最近ときどきツイッターで「いいね!」をくれる方がいる。

フォロー関係はない。おれよりはるかに若い女性のようだ。

プロフィールによれば、「会社の健康診断で右肺に陰影ありの診断を受け、その後の診断で肺癌により治療しなければ余命一年から二年と診断。生きているより活きていたいと無治療を選択」、昨年11月にツイッターを始めたということだ。

癌な生活もいろいろだ。

四月と十月文庫『理解フノー』の「あとをひく「つるかめ」の感傷」には、癌と診断され手術をすすめられたが断って、そのまま死んだ2人の友人のことを書いた。

彼らが死んだのは、いつのことだったかなあ。2000年少し前だったと思う。おれより2歳上の彼らは、50代後半だった。

なぜ手術をしなかったかについては、直接聞いてないが。手術を断った理由や気持は、あるていど想像ついた。

彼らは、近代医療(西洋医学)に対する不信感が強かった。だいたい病院を信用していなかった。昨日のエントリーにも関係するが、あの頃は、そういう不信感が、社会的にも頂点に達していたような気がする。手術に対する不安も大きかったのだと思う。

ま、自分の信念をつらぬいた、ともいえるか。

おれは、それほどの信念はないし、不信感もない。テキトーだから。

とにかく、いろいろな癌な生活があるわけだけど、このカテゴリーで書くのは、もっぱら自分のことだ。

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