癌診療13回目。
28日ごとの通院だから、3月2日に行った今月は一か月に二回で、昨日30日も通院日だった。
8時再来自動受付から生理検査室、8時45分採血採尿完了、主治医の呼び出しを待つ。
たいがい検査結果が出るのは1時間半後だからと思っていたら、9時半に呼び出し。そういえば空いている感じだった。
気になる腫瘍マーカーは5割アップ。基準値もオーバーしている。
なかなか下がりませんねえ。
肝臓の数値はよいから、このまま少し様子を見ましょう。
ってことで薬の副作用の話になるが、痛みやしびれや倦怠感を伝えるのは、なかなか難しい。
だいたい倦怠感って、どんな感じなんですか、鈍感なせいかよくわからないんですよ。
重くなると3メートル歩くのもやっとになるとか。
そんなことはないですね。ちょっとだるいとか、息切れとかぐらいですよ。
あれこれ。
とにかく、前回通りの注射と服用の薬を続けることに。
中央処置室で、腹部と腕に、いつもの皮下注射。
会計を済ましたら7340円で、前回より900円ほど安い。
薬局で薬。前回と同じだから1万8千円覚悟していたら、無料。
無料はうれしいけど、なぜ?
今年度の高額医療費自己負担分が上限をこえているからと。次回は新年度で通常にもどります。
計算の仕組みがよくわからないが、ラッキーという気分。そもそも製薬会社が儲けすぎなんじゃないのか。
薬局も空いていたし10時半に終わり。
今日31日は、去年、町医師の紹介状を持って、この病院へ行ってから1年だ。
その日が火曜日で担当の医師が、そのまま主治医になり28日ごとの火曜日の通院になった。
その頃は、ほとんどの人がマスクをするようになっていたし、おれも主治医もマスクをしていたから、まだ一度も「素顔」を見たことがない。
ま、それで1年間、治る見込みのない「治療」をしてきた。症状としては、軽い薬の副作用だけで、とくに問題はなく、QOLは維持されている。
複雑な気分だが、よろこぶべきなんだろうな。
2020/04/01
東京新聞「エンテツさんの大衆食堂ランチ」は休載。
https://enmeshi.way-nifty.com/meshi/2020/04/post-f88b3b.html
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